仕事絡みの古い写真と関連記事(4)
トップ画像の外国人女性は
ブラジル北東部ペルナンブコ州の
上下水道公社職員。
研修で来日したのはいいけれど、
国外へ出た経験がなく、
ちょっとした困った子ちゃんとなってしまった人です。>苦笑
私はこの研修の派生元のプロジェクトに
参加していたものの、
彼女の1か月に及んだ来日期間の大半は
別件でアフリカに行っており、
日本で彼女に会えたのは研修期間の終盤で、
私が帰国した直後のこの写真のとき一回きりでした。
そう、
私は彼女に同行してあげることができなかったのです…。
結果、
緊張と不安と疲労で
個別研修だというのに
講義中に居眠りしてしまっただとか、
腕を組んで偉そうにしていただとか
受け入れ先からクレームが来る始末...。
一方の本人は、
概ねブラジルの単純なニンニクと塩コショウだけの
味付けしか知らないため、
食べられるものすらなかなか見つからず、
ナント!マクドナルドでさえ
ブラジルとは味が違うと言って
食べられなかったのだそうで、
ホームシックでボロボロになり、
日本を少しも楽しめなかったようでした...。
🥺 😢 😥
更に悪いことに、
実はこの本邦研修の人選にあたり、
私が彼女を結構押してしまっていたのです…。😓
現地での彼女はというと、
現場調査に頻繁に同行してくれており、
例えばこの下に貼る記事の
「処理場」へ案内してくれたのも彼女でした。↓
↓
なにせ彼女の住む地方の下水処理事情といえば、
こんな ↓ エピソードがあるようなところで、
本人は現実とはこんなものだと信じて疑わず、
その実情を打破していくための
手法を思い描くことすらできず、
ましてや日本の技術で成し得ることを
文献などで目にしたとしても
現実はまた別だと思っているタイプ…。
ですから、
通常、本邦研修に招かれる人材としては
やや弱いのです。
それでも彼女は
ある地域の担当者のチーフでもありましたし、
彼女の部下レベルの人達は
彼女以上に認識に問題があるということなどを思うと、
私としては
こういった人にこそ
別世界を見てほしいと思ったのです…。
が、結局、
日本側は
受け入れ先に謝りまくり、
本人も辛いだけの結果となり、
私自身も両者に対して心苦しいばかりでした。
😓😞 😔
とはいえ、
その後一年ほどして
現地で彼女とゆっくり話す機会があったのですが、
すると
「当時は不安ばかりが先に立ち周りが見えなくなっていた。
事前に何も調べていなくて、すごいものを見せて貰ってもそれとわからず、後に人に聞いてそうだと知ったようなこともあった」
などとの反省が聞かれ、
「人生でまたあのような機会が与えられるなら、
もっと充実した経験にしたい」
などとも語ってくれたので、
最低限あれは無駄ではなかったと分かり、
ようやく胸を撫で下ろしたのでした。
ま、彼女にとっては
ちょっと遅めの「はじめてのおつかい」的な
経験になったということですね…。笑
😊😊😊
最後に折角なので、
彼女の住む地方の問題点をまとめた記事も貼っておきますね。
上手に書けていないし、
内容も面白いものでもないので、さしてお勧めはしませんが、
ブラジルの北東部や
水問題・環境問題に関心がおありの方にでも
読んで頂ければ幸いです。
↓
本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!
※ 「次また日本に行けたら踊っちゃう!」、否、
「踊る 花見 ネコ」はこたつぶとんさんの作品です。