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ポルトガル語圏で言うと物騒な日本語
こちらは英語圏の漫画のポルトガル語版です。
↓
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これを訳すと、
「コーラル♪」(← ネコの名前)
『チュッ (*´з`)ツ』
『パカッ!』
「コ〇ス、コ〇ス、コ〇ス!!!!!」
『チュッチュクチュ!』
と、なります。
そう。
「mata【マッタ】」
というか、原形は「matar【マタール】」というのですが、
(ブラジル人が発音する場合は、最後の「ル」はほぼ発音しません。)
とは、
ポルトガル語では
「こ〇す」という意味の動詞、
要は英語でいうところの
「to kill」に相当しまして、
殺虫剤などでも
総称は、
伯:「inseticida【インセチスィーダ】」
欧:「insecticida【インセクティスィーダ】」
ですが、
ハエに効くものを
「mata-mosca」
(伯:【マタ・モスカ】、欧:「【マタ・モシカ】」)、
G に効くものを
「mata-barata【マタ・バラータ】」
といったりもします。
つまり、
「またまた Shiominさんったらぁ~!」
な~んて
ポルトガル語圏の公共の場で言っちゃうと、
周囲の目が…!
👀👀👀👀👀
ほ~んと、
ポルトガル語圏では
うかつに大声で日本語をしゃべれたものではありませんね!
www
以前(noteを始めてすぐ)も
「ポルトガル語圏で言ってはいけないこと」
という記事を書いていますが、
この時はどうしてこの
「mata」の問題を思い出さなかったんでしょうね…。⤵
なにせ
私がアフリカなどに行く際は、
とっても「お堅い商売」だということもあり、
接続詞の「また」とかを
使わずにしゃべるなんて
ほとんど不可能なんですけどね…。
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ちなみにマレー語では
「Mata【マタ】」は「目玉」で、
「Mata mata【マタ・マタ】」は「スパイ」なんですって!
ということは、
マレー半島周辺地域でも
「またまた Shiominさんったらぁ~!」
とか言っちゃマズそうですね…。w
****
いずれにせよ「マタ○○」とか
何語でもありそうな組み合わせですから、
世界にはまだまだいっぱい
思いもよらない「マタ○○」があるんでしょうね!
言語とは、まことに面白いものですね…。
本日もお読み頂き、ありがとうございました!
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