「キスの日」があり過ぎな件…
先日、この世には
「キスの日」などというものがあることを知りました。
日本では、
だということなのですが、
これは明らかに日本限定の話なので、
それじゃあブラジルではどうなのかな?
国際的な「キスの日」とかもあるのかな?
等々思って…
ググってしまったのがいけなかった...!
(※ 私のことなので、まずはポルトガル語で検索したのですが…。)
最初に出くわしたのは
「4月13日がキスの日」だという情報で、
それについては、あちこちのサイトに
そう記載されており、
とりわけ
ブラジル版 Pinterest には
「Dia do Beijo 13 de Abril」
(4月13日 キスの日)
というページ ⇓ があったりと、
かなり信憑性があったのですが、
ふと、なにかと頼ってしまう Wikipedia の
ポルトガル語版 を見てみると、
「『国際キスデー』は5月2日ないし7月6日です」
とあったのでビックリ👀!
よく見てみると、
Wikipedia のこのページ ☝ はポルトガル版だったので、
「ああ、手前の 4月13日 というのはブラジル限定なのね」
と、一旦は納得しました。
次に日本語の情報ももう少し見てみることにすると、
「日本における「キスの日」は5月23日ですが、
世界的な「キスの日」は7月6日とされています」
という情報が出てきたので、
「おおっ!Wikipedia 情報にも出ていた7月6日ね!」
と思ったのも束の間、
別のサイトで
「4月13日は、歴史上最も長いキスを思い出すために、
国際キスの日を記念します」
てな情報も出てきてしまい、👀!
「ありゃっ?!
4月13日はブラジル限定ではなかったのか!!」
と、どんどんワケが分からなくなりました...。w
国別では、
という情報もあったので、
最低限「ブラジルでは 4月13日 」
というのは本当らしく、
どうやらそれはアメリカから入ってきたんだろうナと
推察しました。
ところが今度はこれの由来について見てみると、
ブラジルのサイト ⇓ では
「イタリアに『キス魔』のエンリコという男がおり、
村の全ての生娘がキスされてしまいそうになっていたところ、
教会の神父が
『エンリコにキスされていない生娘には賞金を出す』と
宣言したのが4月13日だった」
とあり、
日本語 infobae ⇓ には、
「タイで行われた史上最長のキスへのオマージュ」
だとされていたのです…!
❇❇❇
あまりにも情報が錯綜して…
面白いので(笑)
「これはもう、
『一人で勝手に情報が錯綜してしまい(?)』
『なにかとウソをついてしまう』らしい
ChatGPT 様に訊くっきゃない!w」
と思い立ち実行してみると、
こんなん出ました~!w
ChatGPT君、日本の5月23日には触れていませんね…。
また、韓国については他のサイトでは
6月14日になっていますが、
ChatGPT君の回答では4月14日となっていますね…。
次いで
ブラジルにも「キスの日」はあるかと訊いたのですが、
それに対しても、このような回答でした。
聖アントニオは確かに「縁結びの『神(聖者)』」ですし、
前日の6月12日が「恋人の日」なので、
結婚祈願を行う人が多かったりするのですが、
「キスの日」では決してありません。
ましてや
「『キスの日』が伝統や文化の一部」だなんて
話も聞いたことがありません...。
❇❇❇
いずれにせよ、
調べれば調べるほど
こんなに情報が一致しなくなることも珍しいので、
なんだか面白い経験をした気分です。w
これほど情報が錯綜するということは、
それだけ「キスの日」がどうでもいい話だという
証拠に外ならないのでしょうが、
同時に
こんなに「キスの日」らしきが存在するということは、
「『キスの日』もあるべきだ~!」
と思う人も大勢いるってことなのではないでしょうか…。w
で、
「どうでもいい」と思う人々が適当な情報を流し、
「どうでもよくない」と思う恋人達は、
それらの情報に振り回されて
「今日がそうかも!」、「明日こそがそうかも!」
と、一年中キスをする…!w
それはそれで、何気に win-win な関係なのかも?! >爆!
ま、どうでもいいや、幸せならば!