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爪に塗るものは?
トップ画像:Bruno /GermanyによるPixabayからの画像
日本でマニキュアというと、爪に塗る塗料ですが、
ポルトガル語で
「manicure」
伯葡語:マニクーリ
欧州葡語:マニクール
というと、
仕上げにマニキュアを塗るハンドケアを行う人、
つまり
「ネイリスト」
と言う意味になります。
そして、爪に塗るのは、
伯葡語では、
esmalte(エスマウチ)
欧州葡語では
verniz(ヴェルニーシ)
と言います。
伯葡語の「esmalte」は元々「エナメル」という意味があり、
欧州葡語の「verniz」は元々塗料の「ニス」を意味します。
ですから意味をはっきりさせる場合は、どちらのポルトガル語でも
「爪の」という意味の
「de unhas」
伯葡語:ジ・ウーニャス
欧州葡語:ドゥーニャシ
を付けて、
伯葡語:「esmalte de unhas」(エスマウチ・ジ・ウーニャス)
欧州葡語:「verniz de unhas」(ヴェルニーシ・ドゥーニャシ)
といいます。
欧州葡語で「esmalte」は、
陶磁器の「釉(うわぐすり)」や歯の「エナメル質」、
さらに「光沢」といった意味で用いられますし、
伯葡語で「verniz」は
木材などに塗る塗料の「ニス」という意味なので、
どちらも慣れないと、
「へっ、そんなもの塗るの?」
と思ってしまいます。
いずれにせよ、
日本人の場合は
圧倒的に伯葡語を学ぶ人が多いので、
来日した欧州葡語圏の女性に
「”verniz”が買いたい」と言われて、
工務店に連れて行ってしまったりしないよう
気を付けて下さいね!>笑
というわけで、まどろっこしい「伯葡語 Vs. 欧州葡語」を
もう一つご紹介致しました。
本日もお読み頂き、ありがとうございました!
今日は、夕飯後、睡魔に襲われて仮眠を摂ってしまったので、
これからまた翻訳に燃えます。>笑
※ 「仕事に燃える 猫」は、こたつぶとんさんの作品です。