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セットで覚えなきゃ♪
ポルトガル語で
「ありがとう」は「オブリガード」
ということまでは、
案外知っているいる日本人が少なくないと感じています。
一方、その使い方に関しては誤解している人が少なくなく、
仕事で葡語圏に着いてから
「相手が女性のときは『オブリガーダ』でしたっけ?」
↑
「ブッブーッ!」
ということが、ちょいちょいあります。
というのも、
「オブリガード」や「オブリガーダ」は
自分が恩に着ている状態にあることを表す完了形からなる
形容詞に相当する形なので、
男性はいつでも、誰に対しても
「Obrigado 【オブリガードゥ】」、
女性はいつでも、誰に対しても
「Obrigada 【オブリガーダ】」
と言うのです。
基本中の基本である「ありがとう」は、欧州葡語話者の方が多少早口ではあるものの、発音は概ね同じで、カタカナの読み仮名に反映できるような相違はありません。又、両葡語において、最初の「オ」は、ほとんど聞こえません。むしろ【ブリガードゥ】、【ブリガーダ】と覚えてもいいかもしれません。
“Obrigado” を使うか “Obrigada” を使うかは、発現する本人が男性であるか女性であるかで決まりはしますが、語尾の「o」や「a」は軽く発音するため、実際は違いがよくわかりません。
なお、とても有難く、「サンキュー」を「サンキューベリーマッチ」としたい場合は「“muito”(=とても)」を付けて、次のように言いましょう。
男性の場合:「Muito Obrigado. 【ムイトゥ オブリガードゥ】」
女性の場合:「Muito Obrigada. 【ムイトゥ オブリガーダ】」
一方、面白いのが、
人はどの外国語に関しても、
「『ありがとう』は何というの?」
とは聞くものの、
「『どういたしまして』は何というの?」
とは滅多に聞かないということです。
とりわけ日本人の場合は、
「『どういたしまして』の方が役に立つのでは?」
と思うほどのお土産物を持って出かけたりするんですけどね…。>笑
そこで、
「どういたしまして」ですが、
数ある言い方の中から
一番基本とされ、しかも短いものを覚えましょう。
ポルトガル語で「どういたしまして」は
「De nada.」
伯葡語:【ジナーダ】
欧州葡語:【ドゥナーダ】
といいます。
ただ、
「ありがとう」&「どういたしまして」は
セットなので、
ばらばらに覚えても肝心な時に出てきません。
よって、
・ あなたが伯葡語を身に付けたい男性であるなら、
「Obrigado【オブリガードゥ】、De nada 【ジナーダ】」、
・ あなたが伯葡語を身に付けたい女性であるなら、
「Obrigada【オブリガーダ】、De nada 【ジナーダ】」、
・ あなたが欧州葡語を身に付けたい男性であるなら、
「Obrigado【オブリガードゥ】、De nada【ドゥナーダ】」、
・あなたが欧州葡語を身に付けたい女性であるなら、
「Obrigada【オブリガーダ】、De nada 【ドゥナーダ】」
と、なんども繰り返して定着させましょう。
ちなみに私の場合は、
「『Thank you. 』、『You’re welcome』」、
「『Thank you. 』、『You’re welcome』」
と、
「『Merci.』、『Je vous en prie』」、
「『Merci.』、『Je vous en prie』」
と繰り返した記憶があります。>笑
というわけで、
初心に戻って
ポルトガル語についての記事を書く時には
こんなの ↓ とか
こんなの ↓ とか
はたまたこんなの ↓ とか
更にはこんなの ↓ とか、
こんなの ↓ とか
を、どこかしらに散らばめてみようかと思っています。
というか、
ラストのは「不思議系」の記事に貼ろうかな…。
こららは「某ハンコ屋さん」に作って頂いたもの。
繁盛し過ぎてしまうと
「ハンコ屋さん」がパニックになるかもしれないので
誰とは申しませんが…。
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ね、マイトリ♪さん?!
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あ、口がすべった...! >爆!
゙ヘ(・∀・`●)ノ゙ =3 =3 =3 ニゲニゲ~!! 💨
※ 「えへっ!」、否、「ハッピー ネコ」はこたつぶとんさんの作品です。