ブラジルのポルトガル語を勉強している人向けの動画(英語字幕付き) 19 Shiomin 2022年1月28日 02:19 兼ねてよりブラジルのポルトガル語(伯葡語)は「乱暴」だとか「ギャル語」のようだなどと書いて参りましたが、これを観ると、「文法に逆らってしゃべるのがブラジルの口語の流儀」なのだと思い知らされるかと思います...。文法をしっかり教えてくれる先生に習うと、絶対現地人っぽくないポル語になりますし、「しゃべるときはこうよ♪」と、ナチュラルな口語重視の先生に習ったり現地で生活する中で学ぶと、とても作文などには用いることの出来ないポル語を学んでしまうことになります。事実、日本語がとても上品な日本人が、あまりにも似つかわしくないポルトガル語を話しているのを見聞きしたこともありますし、ポルトガル語翻訳のトライアル文の修正などを依頼されると、小学生でも現地ではこんな言葉遣いの作文は書かないのではないかと思われるレベルだったりすることもしばしばあります。そんなこんなで、ブラジルでは、この「とんでも口語」を操りつつも、執筆するとなれば「別人」か「別言語」のような文が書けるか否かというのが「人を見るポイント」になるので、なかなかむずかしいものがあります...。日本語に例えるならば、候調で文が書けないと「文が書ける人」と認められないようなものなので、教師をしていた時代(ポルトガルのポルトガル語など知らなかった時代)から、ブラジル留学した学生よりポルトガル留学した学生の方が「留学」としては、より有意義な学びをして帰ってくると感じていました。ちなみに動画をご覧になる方は、ゲストの自己紹介もあったりするため、本題は2分以降となりますのでご了承下さい。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #ポルトガル語 #交互 #口語と文語 #formalxinformal #文法との相違 19