ナミベのホテルで起きた 本来ならば恐い出来事
つい先日のこの ↓ 記事で
いろいろ予告してしまったので、
今日はその第一弾を。
2018年にナミベで泊まった
HOTEL INFOTUR
【オテール・インフォトゥール】
(ホテル・インフォトゥール)
です。↓
場所は
笑っちゃうくらい何にもないここ。↓
これでも港から車で10分かかるかかからないか程度なので
十分便利です。
部屋もきれいだし、景色も
何もないからこその爽快さを味わえます。w
何度か出たり入ったりを繰り返しながら
通算2か月程度ここに泊まり、
すっかり常連客となり、
どこか頼りなさげで
何をやるのもスローペースなスタッフ達とも
古くからの友達のようになった
ある日のことでした。
このホテルは
トップ画像でも分かるとおり
横長の低層ビルで、
エレベーターも階段も2箇所ずつあります。
ですから、
例えば私の部屋なら、
こっちの階段ないしエレベーターで上がれば
廊下を左へ進んだ〇番目の左側のドア、
あっちの階段ないしエレベーターで上がれば
廊下を右へ進んだ〇番目の右側のドア
といった感じだったのですが、
ある時、
とうに住み慣れてしまった
ホテルで
何も考えずに階段を上り、
何も考えずに
ドアを開けたら
あらビックリ!
部屋の中がもぬけの殻になっていたのです!!
つまり、私の荷物が全て消えていたのです!!!
「えっ、やられた?!?!」
一瞬泥棒に遭ったと思い、
青ざめました!!
まずは落ち着かねばと、
呼吸を整えてから、
何はともあれ
何かあったのかフロントに聞いて~…
と思いながら部屋を出て、
ふと部屋番号を見ると、
「ええ~っ!私の部屋じゃな~い!!」
なんつうこったない、
普段とは違う側の階段を上ってきたのでした…。
「ん?!?!?!
だったら、なんで鍵が開くのよ~?!?!」
そう、どう考えたって
この事実の方が恐いです…。
唖然としているところへ
ふと見ると、
廊下の向こうから
同じ調査団の団員が二人
こちらの方へ歩いてきます。
「大変、大変、実はこんなことが!!」
「えっ、それって
僕達の部屋も開くってこと?!?!」
「それが試したくって…」
「どうぞ、どうぞ!」
カチャッ!
「ギャーッ!開いた~!!」
「じゃあ、逆に僕達の鍵でも
Shiomin さんの部屋が開くか
試してみよう!」
・
・
・
「おっ、開かない!
…ということは~…」
「私の鍵、マスターキーだぁ~!!!!!!」
「チェックインした時、
カードキーの登録が上手くいかなかったりで
バタバタしたじゃないですか。
あのとき、どさくさに紛れちゃったんでしょうねぇ…」
「それにしても彼ら(ホテルスタッフ)
何も聞いて来ないし…」
「あ、じゃあ、いっそそのままそれを持っておいたら?!」
「ええ~っ、まずくないですかぁ~?!」
「まずいっちゃ、まずいけれど
ほら、こないだみたいに
僕がキーを部屋に置いたままにして
スタッフに開けてもらったときとかも
下りたり上ったりで超面倒くさかったし、
何かの時に役に立ちそう!」
「そうだわねぇ…。
どこかに泥棒に入る予定もないし(w)
こんなに何日も何も言われないということは
ホテルは困っていないんだろうし、
『どうしてそれがマスターキーだと気付いたのか』
と聞かれて説明するのも恥ずかしいし面倒だし…、
うん!そうしましょ♪」
ということになり、
残りのステイ(2週間くらい?)は
マスターキーをマスターキーだと
認識した上で
持ち続けてしまいました! >爆!
そしてその間
案の定2~3度
若い子がキーの閉じ込めをやらかして
マスターキー君は見事活躍しましたとさ! >爆!
平和なナミベでの
ビックリ事件でした…
が、
そんなマヌケなスタッフがいるホテルだと思うと…
やっぱりコワイ!!😱
本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!
※ 「世界を飛びまわるShiominさん」はこたつぶとんさんの作品です。
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