見出し画像

「中国か?」、「いや、中国化」


「これはどこ?」

と聞かれたら、

「中国のゴーストタウン」

と答えてしまう人もいそうな景色ですが、

これはアンゴラの首都ルアンダの
Kilamba Kiaxi 【ンバ・キッシ】
という地区の団地群です。

いわば、「多摩ニュータウン」とか、「光が丘」の類...
といったところでしょうか。

この団地群の建設を行ったのは、
言うまでもなく中国です。

団地の分譲開始に遅れが生じ、
一時期は世界各国のネットニュースで

「中国がとうとうアフリカのアンゴラでもゴーストタウンを建設」

と騒がれたこともありました。

でも、その後きちんと分譲は進み、
今は普通に生活が営まれています。

画像1

町並みもきれいで、商店や銀行などもあります。

画像17

日本の団地と大差ない感じですね。↓

画像3

表通りには、ショッピングセンターまであるんですよ。

画像4

こちら ↓ の動画で団地群の全貌が見られます。
(00:40"辺りからドローンを飛ばしています。)

*****

上の団地については
「中国が建設した」ってだけのことですが、

中国人がうじゃうじゃいるところもあります。

画像5

「CIDADE DA CHINA 【スィードゥ・ダ・ーナ】」です。

CIDADE【スィードゥ」とは「町」のことなので、
そのまんまチャイナタウンという意味になりますが、

日本人が想像するような、いわゆる中華街的なものではなく、

広大な土地に設けられた倉庫街、というか、
「おしゃれじゃないアウトレットパーク型河童橋」
といったところでしょうか。>笑

上から見ると、こんな ↓ 感じです。

画像6

ルアンダですから、やはりホコリっぽいですね。

下りると、今度はこんな ↓ 感じです。

画像7

画像8

家具・家電でも、日用品でも、なんでも売っています ↓。

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

倉庫・店舗エリアの奥には、中国人商人の居住エリアもあります ↓。

画像14

画像15

チャイナタウンの外を見てみると、

画像16

はす向かいには、
先程の団地とは異なる高層マンション群が!
これも中国が造ったんでしょうかね?

客層は、商店主から貧困層の一般人まで多種多様で、

貧困層のお客さんが買いに来るにも
カンドンゲイル(ミニバス)が止まるので便利です。

画像17

ちなみに位置関係は、こんな感じです。

2021-05-31 (19) - コピー - コピー

〇で囲ったエリアが先日の動画で走っていたところです。

尚、中華街の「CIDADE DA CHINA」の近くには
新ルアンダ空港が建設中です。


というわけで、
アンゴラの中国による乗っ取られ状況の一環をお伝えしました。>笑

本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!

画像19

※ 「ネコ会話 困り顔」はこたつぶとんさんの作品です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?