「中国か?」、「いや、中国化」
「これはどこ?」
と聞かれたら、
「中国のゴーストタウン」
と答えてしまう人もいそうな景色ですが、
これはアンゴラの首都ルアンダの
Kilamba Kiaxi 【キランバ・キアッシ】
という地区の団地群です。
いわば、「多摩ニュータウン」とか、「光が丘」の類...
といったところでしょうか。
この団地群の建設を行ったのは、
言うまでもなく中国です。
団地の分譲開始に遅れが生じ、
一時期は世界各国のネットニュースで
「中国がとうとうアフリカのアンゴラでもゴーストタウンを建設」
と騒がれたこともありました。
でも、その後きちんと分譲は進み、
今は普通に生活が営まれています。
町並みもきれいで、商店や銀行などもあります。
日本の団地と大差ない感じですね。↓
表通りには、ショッピングセンターまであるんですよ。
こちら ↓ の動画で団地群の全貌が見られます。
(00:40"辺りからドローンを飛ばしています。)
*****
上の団地については
「中国が建設した」ってだけのことですが、
中国人がうじゃうじゃいるところもあります。
「CIDADE DA CHINA 【スィダードゥ・ダ・シーナ】」です。
「CIDADE【スィダードゥ】」とは「町」のことなので、
そのまんまチャイナタウンという意味になりますが、
日本人が想像するような、いわゆる中華街的なものではなく、
広大な土地に設けられた倉庫街、というか、
「おしゃれじゃないアウトレットパーク型河童橋」
といったところでしょうか。>笑
上から見ると、こんな ↓ 感じです。
ルアンダですから、やはりホコリっぽいですね。
下りると、今度はこんな ↓ 感じです。
家具・家電でも、日用品でも、なんでも売っています ↓。
倉庫・店舗エリアの奥には、中国人商人の居住エリアもあります ↓。
チャイナタウンの外を見てみると、
はす向かいには、
先程の団地とは異なる高層マンション群が!
これも中国が造ったんでしょうかね?
客層は、商店主から貧困層の一般人まで多種多様で、
貧困層のお客さんが買いに来るにも
カンドンゲイル(ミニバス)が止まるので便利です。
ちなみに位置関係は、こんな感じです。
〇で囲ったエリアが先日の動画で走っていたところです。
尚、中華街の「CIDADE DA CHINA」の近くには
新ルアンダ空港が建設中です。
というわけで、
アンゴラの中国による乗っ取られ状況の一環をお伝えしました。>笑
本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!
※ 「ネコ会話 困り顔」はこたつぶとんさんの作品です。
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