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「冷たい」を熱く語る(4)

トップ画像:Jerzy GóreckiによるPixabayからの画像

昨日
欧州葡語の「冷蔵庫」
ブラジル人には「精肉工場」に聞こえる
などという話をしたら、

ポルトガル語とは関係はないけれど
前から気になっていたことを思い出したので、
それについて話します。

それは、松田聖子の
「フレッシュ、フレッシュ、フレ~ッシュ♪」
って歌。

ネットで検索すると、私以外にも大勢の方々が

「Fresh, fresh, fresh」
であるべきところが、
「Flesh, flesh, flesh」
に聞こえると指摘されているのですが、

その多くが「flesh」の意味である「生肉」を、
焼く前の食肉のイメージに捉えているようなのです。

そういうイメージであれば、
まだ「新鮮な肉」で済みますが、

私が「flesh」という単語を初めて習った時の例文は、
「傷は深くて『flesh』が・・・」
てなヤツで、

今回調べてみても、
「ライオンが『flesh』に食らいついている」
といった例文が記されています。

つまり、「flesh」のイメージとは
「新鮮」以前の生々しい「生肉」
なのです。

最近CMにも使われている
「フレッシュ、フレッシュ、フレ~ッシュ♪」
という歌声が聞こえる度に
実は私には
「生傷、生傷、生傷~♪」
に聞こえるのですが、

調べたおかげで、
どうやらそれは
あながち間違いではなさそうだということで、
安心しました。>笑

*****

ま、
これは英語の話なので、
ポルトガル語とは直接関係はありませんが、

いずれにせよ、日本人にとって
「LA」、「LI」、「LU」、「LE」、「LO」の発音が
出来なくて困るというのは
ポルトガル語を習う場合も一緒ですので、

日本人でも、意識すらせず
「L」を発音することができる人がいるということ、

それは、
おおかた「舌足らず」だと
言われる人の発音する
「ら」、「り」、「る」、「れ」、「ろ」

だということを
ここに記しておこうと思います。

ですから、
英会話教室では
「『 L 』の発音が・・・」
悩んでいる人でも、

案外カラオケで
1980年代のアイドルのものまねをしている時などには、
「~だから」などを
「DAKALA」と
発音できているんじゃないかと思うんですね。

よって、
身に覚えのある方は、直ちに悩むのを辞めましょう!

あなたは
「LA」、「LI」、「LU」、「LE」、「LO」
とうに発音できているのかもしれません!

*****

というわけで、今日は
ちょっと(だいぶ?)毛色の違うお話で、失礼致しました。

では~!

2412090慌てる猫

※「大遅刻 猫」はこたつぶとんさんの作品です。


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