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かぼちゃの世界は広いナ!
「カボチャ」と聞いて、日本人は
トップ画像のようなイメージを描きませんよね…。
ところがポルトガル語で検索をすると、
こんなにカラフルな結果が出てくるのです。
こちら ↓ はもっとスゴイ!
ポルトガル語で「カボチャ」のことは、
「abóbora【アボーボラ】
といいますが、これは
「ボーブラ」、「ボブラ」などといった形で
山口県や九州、石川県、富山県などの
方言として残っていることも、わりと知られた話です。
ちなみに、「ブラジルのサンパウロで
よく食される『カボチャ』の類」を調べてみると、
結果はこのようなもの ↓ で、
①
②
サイトによってネーミングが違ったりしますが、
日本で見る「カボチャ」は、ちゃんと
「cabotia【カボーチア】」だったり
「abóbora japonesa【アボーボラ・ジャポネーザ】」
(=ジャパニーズ・パンプキン)
というネーミングですし、
カボチャ属 (Cucurbita) の「ズッキーニ」も
この仲間に入っている辺りが面白いですね!
ちなみにブラジルではズッキーニのことを
「abobrinha 【アボブリーニャ】」
(= 小さなカボチャ)
というんですよ!😲
一方、欧州葡語圏では全く違って、
「curgete【クルジェットゥ】」
といいます。
これはフランス語由来で、
八百屋さんでの表記も
上のようなポルトガル語化されたもののこともあれば、
フランス語のままの
「courgette【クルジェットゥ】」
になっている場合もあります。
いずれにせよ、
ブラジル慣れしていない欧州葡語圏の人も
欧州葡語に馴染みのないブラジル人も
初めてお互いの言い方を聞いた場合は
何のことだか分かりません。>笑
というわけで、
ハロウィンも近づいたということで、
本日はカボチャ三昧のお話でした。
お読み頂き、誠にありがとうございました!
※ 「カボチャに化けた師匠とドラキュラに化けたぽにょぽにょ」、否、
「ねこねこハロウィン3」はこたつぶとんさんの作品です。