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今日はちょっとクイズっぽいやつ

このところ、
葡語単語の頭文字絡みで、

「handball」が欧州葡語では「andebol」になるとか、
「sport」が、伯葡語では「esporte」、欧州葡語では「desporto」になり、

頭文字が違うと、意外とわからない
といった話をして参りました。

で、
折角なので、

恐らく最も頻繁に見受けられるケースで、
ポル語を学ぶ人が意外と苦戦する

「s」「es」になるケース
(上にも挙げた「sport」が「esporte」になるケース)について、
クイズ形式でもういくつかご紹介します。

1・「ESPAÇO」

伯葡語: 【エスッス】
欧州葡語:【ェシッス】

これは簡単だったかな?

答えは「Space」、
つまり、「スペース」、「空間」、「宇宙」
という意味です。

*****

さて、次は、いくつかまとめて。
(答えはその先にまとめます。)

2.「Espada」

伯葡語: 【エスーダ】
欧州葡語:【ェシーダ】

3.「Esquilo」

伯葡語: 【エスール】
欧州葡語:【ェシール】

4.「Estilo」

伯葡語: 【エスール】
欧州葡語:【ェシティール】

5.「Escândalo」

伯葡語: 【エスンダル】
欧州葡語:【ェシンダル】


如何でしょう?

それでは答えを記します。

2.「Espada」は英語の「Spade」です。
意味は「剣」です。要は、トランプの「スペード」と一緒ですね!

3.「Esquilo」は、「Squirrel」です。
言わずと知れた、動物の「リス」です。

4.「Estilo」「Style」です。
「スタイル」、つまり「様式」ですね。
「○○風(ふう)」の「風」や、「○○流 (りゅう)」「流」にも使えます。

5.「Escândalo」「Scandal」です。
勿論、「スキャンダル」という意味です。
長めの単語の方が分かり易かったりしますよね!

*****

次は超難問です!

6.Escócia 

伯葡語: 【エススィア】
欧州葡語:【ェシスィア】

これは、ポルトガル語かその他ラテン系の言葉を知らないと、
難しいかもですね。

なんとこれ、「スコットランド (Scotland)」なんです。

日本人としては
「おい、『コ』しか一致しないじゃないか!」
ですが、>笑

「ローマ字頭(あたま)」な人達としては、「sco」が一緒で、
そこが語幹で、あとは「国や地域を表す接尾語」なので、
「同一」とみなされるというわけです。

ちなみに国でいうと、
「スロベニア(Slovenia)」「Eslovênia」だったり、
(もともと現地では「E」始まりの)「スペイン (Spain)」も、「Espanha」
だったりで、
オリンピックの開会式・閉会式で普段すぐ出てくる国が
すごーく後から出てきたり、
その逆だったりするのは
こうやって起きることなのだな
と、つくづく思ったりしちゃいますね…。

(ま、「スコットランド」はオリンピックでは
「イングランド」の一部なので別問題ですが…。)

*****

更に、「S」始まりではないですが、
私自身の経験を一つ。

日本人が「ハーブ」というものは
ポルトガル語では「erva(エルヴァ)」だと知っていたくせに、

「『ハーブ』は英語で『herb』か。あっ、なんだ、同じじゃん!」

と気付くのに、結構何年も掛かりました。>笑

*****

さて、如何でしたでしょうか。

少しでもポルトガル語に興味を持って頂けたようであれば嬉しいです。

また時々クイズもやってみようかな、 な~んて!

何はともあれ、

本日もお読み頂き、ありがとうございました!

正解!

※ 「正解!」は、こたつぶとんさんの作品です。


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