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実はモザンビークもメダルを取ったことがあるんです!


アフリカポルトガル語圏

モザンビーク共和国が初めてオリンピックに参加したのは
1980年のモスクワ大会でのことでした。

それ以降、毎回数名の選手を送り込んでいます。

モザンビークの内戦の終戦は1992年ですから、
内戦中から参加していたのだと思うと感慨深いものがありますね。

しかも
他のアフリカポルトガル語圏の国々とは異なり、
モザンビークはメダリストも排出しています。

それはたった2個のメダルですが、
それを同じ選手が獲得しています。

その選手の名前は
Maria de Lurdes Mutola【マリア・デ・ルデス・ムーラ】」、
陸上(800m)の女子選手です。

アトランタ大会(1996年)で銅メダルを、
シドニー大会で(2000年)ではなんと金メダルを獲得しています。

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言うまでもなく、現地では英雄とされており、
当時はあちこちの店頭などに
彼女の等身大の写真やパネルが飾られていたものです。

来年には50歳になるムトーラ元選手は
今でもテレビのインタビューに応えるようなことはありますが、

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選挙運動などでの応援要請があっても
「客寄せパンダ」ではないと、頑なに断ることでも有名です。

今回の東京大会へは10人のモザンビーク選手が来日していますが、
早くも水泳と柔道ではオリンピックが終わってしまった
選手も出ています。

意識の1/5程度はモザンビーク人でもある私としては、
いつかまたムトーラ選手のような輝ける選手が現れることを
期待せずにはいられません。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!

応援!電球

※ 「応援!電球」はこたつぶとんさんの作品です。



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