ストローをポルトガル語で言うと
なんだか久しぶりの「2つのポルトガル語」、
つまり
ブラジル葡語(伯葡語)とブラジル以外のポルトガル語(欧州葡語)の
違いに特化したシリーズです。
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飲み物用のストローのことを、
伯葡語では
「Canudo【カヌードゥ】」、
といいます。
これは、「管」を表す「cano【カーヌ】」から
派生した単語です。
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一方、欧州葡語では
「Palhinha【パリーニャ】」
といいます。
これは麦わらを表す「palha【パーリャ】」に
小さくて可愛いニュアンスを出す接尾語の「-inho」を付けたものです。
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欧州葡語は、英語の「straw」と同様に「麦わら」ですが、
その「音」は「straw」には似ても似つかず、
「ええっと、麦わらが『palha』だから、それに『-inha』を付けて~…」
と、覚えるのも思い出すのも
やや難しい印象です。
一方の
伯葡語はというと、
「管」なので、形状としては納得がいくものの、
麦わらとは全く異なる語源であるという点では
一件難しいようにも思われますが、
日本人の場合は
「カップ・ヌードル」の各単語の語尾を省いたもの
または
「カ+ヌード」
↑ 「カ」については各自の
妄想におまかせ! (笑)
と覚えれば、
欧州葡語の「palhinha【パリーニャ】」よりは
覚えやすいかもしれません! >笑
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というわけで、
「『語源に馴染みがある方』がいいのか、
『妄想しやすい方』がいいのか、
それが問題だ!」
的なお話でした! >笑
本日もお粗末様でございました~!
※ 「いやぁ~、そんな難しい単語を覚えるくらいなら
ストローなんて使わないビールでしょう?!」否、
「成人お祝い 猫」はこたつぶとんさんの作品です。