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綾瀬はるかさんが!

ある時テレビを観ていたら、
綾瀬はるかさんが
ポルトガルで
バラエティー番組のレポーターをしていました。

リスボンの街中で、
「ボンジーア」
(おはよう)
だの
「ボアタールジ」
(こんにちは)
だのと
人々に声を掛けています。

「それを言うなら、
『ボンディーア』と『ボアタールドゥ』
だっつうの!」

と、
ハラハラドキドキする私…。

要所要所で
事前にブラジル人にきっちり習ったのであろう
「ブラジル語」
愛嬌を振りまく綾瀬さん…。

しかも教えられた単語は
よりによって
「チ」や「ジ」」で終わる

「ブラジル語でーす!」

と言っているようなものばかり。

海外から来た女優さんだし、
美人さんだしと
愛想笑いするポルトガル人…。

よもや
「子供時代の『おしん』のような言葉を話す
フワちゃんみたいなキャラ」
だと思われているとは
思いもよらない綾瀬さん…。

綾瀬さんの発する「ブラジル語」が
気になり過ぎて
リポート内容を
一切覚えていない私…。

うーん…、
やっぱマズイと思うんですよ、こういうの…。


行った先のポルトガル人にも失礼だし、

女優さんも、なんだか気の毒だし…。

*****

ちなみによく言われるのが、

内容が聞こえない程度の距離で聞いた
ブラジルのポルトガル語は
「チッ、チッ、チ」
ポルトガルのポルトガル語は
「シュッ、シュッ、シュ」
と聞こえるということ。

性質の違う言語なので、
全く違うものに聞こえるんですね…。

で、
ポルトガル人が
ブラジルのポルトガル語をどう思っているかというと、

こちら ↓ にも記したとおり、

「耳障りな方言」…。


しかも、ブラジル人そのものの印象は、

こちら ↓ に記したとおり、

不仕付けで「べらんめえ」…。


ポルトガル人は
そんなブラジル人を
面と向かって避難することは少なくても、

心の中では

「いやよねぇ、あの態度も口ぶりも!」


と思っている人が少なくないのです。

一方の
ブラジル人は

「ポルトガル人は古くさくてダサいから嫌い!」


と思っている人が少なくなく、

自分達とは違う表現を聞けば、

即刻

突っ込んだり、笑い転げたり…。


*****

両者の違いが理解できるようになるにつれ、
サンパウロと大阪が
姉妹都市提携しているワケが
よくわかるようになりました。

ポルトガル人は、
行儀がよく上品だけれど、
それは
本音を出さずにいるだけだからかもしれない
東京の人のよう。

ブラジル人は、
「何いってんねん!」と、
すぐ突っ込んでしまうけれど、
知らない人ともバンバン会話しちゃうし
「人生楽しんでなんぼ」
みたいな考えの人が多い
大阪の人のよう。

そして、この二者にはなんとしても相容れないものがある…。

まさに東京人と大阪人!

だとは思いませんか?

ま、今日のところは、そういうことにしておきましょう。

それでは!

2412090慌てる猫

※「大遅刻した猫」はこたつぶとんさんの作品です。




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