ペルーがヤパイことになっているようですね…。
そんな中、クスコ界隈にいたのが、いつも紹介しているのとは別の、若きブラジル人Youtuber夫妻です。
彼らは愛車のフォルクスワーゲン T2車でブラジルから南下、パタゴニアまで行き、そこから北上、アラスカを目指して旅をしており、今はペルーにいるのです。
先日はブラジルの家族を呼び寄せ、一緒にマチュピチュ観光をし、無事家族が空路で帰国した後、彼らも移動しようとしたところでデモが激化し、政府軍の侵入を阻止するべくあちこちにバリケードが敷かれ、出るに出られなくなってしまいました。
この動画の前日、朝6時に出発したものの脱出に失敗したのだそうで、今度は未明の3時に起床、あちこちの道路を試しますが、この日も失敗。(バリケードもどんどん大掛かりになっていくため、日を追う毎に難しくなるのです。)
翌日も未明からトライし、上手くいかず諦めかけたところで、「隣町でパン屋を経営していて抜け道を知っている」という人が現れ、その人を送りがてらクスコ郊外を脱出。
ここで新たなバリケードで足止めをくらうも、運良く通りがかりの車が「抜け道を知っているのでついてこい」と言ってくれ、無事突破。
一日で200キロ程度を走行してクスコからアバンカイ界隈まで進んだところで、ずっと寝ていない二人が寝ることにするところで動画は終了。
ここから海辺に向かい、北上する予定ですが、北上するとデモが最も深刻な首都リマを新たに突破しなければならないので、まだまだ目が離せません。
概ね暗い田舎道を走るばかりの動画ですが、当たり前のニュース動画より、ある意味臨場感を感じたので、思わず貼り付けてしまいました。