ここが変だよ日系人と思った話。日本人もだけれど...。
昨日ブラジルっぽくない観光地ブルメナウについての記事の中で
日系ブラジル人は
3世以降になると日本語がしゃべれない確率が高いのに対して
ドイツ系ブラジルは
4~5世になっても家ではドイツ語だという人が多い
という話をしましたが、
言葉以外でも気になることがあったので
書かせて下さい。
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まだ赤ちゃんの頃にブラジルに渡ったという友人が
香港人の方と結婚しました。
(香港が中国に返還されるよりずっと前の話です。)
披露宴は円卓のあるサンパウロの中華料理店で、
日系人のテーブルと中華系の人のテーブルが
それぞれ3~4卓程度の
こじんまりとした宴だったのですが、
途中、トイレに立った時に気付いたんです。
日系人のテーブルには
お箸を使うのに四苦八苦している若者が大勢いるのに対して
中華系の人達のテーブルでは
小さな子供までが非常にきれいな持ち方で
お箸を使いこなしていたのです。
そこで
席に戻ってよく観察してみると、
日系人のテーブルでは問題なくお箸で食べている人達も、
「きれいな持ち方」だと感じるような持ち方をしている人は
ほとんどおらず…。
その時は
「日本の方が移民歴が長くて、3世や4世もいるけれど、
中華系は子供でもせいぜい2世だからな…」
と思ったんです。
ところが、
その後韓国系の人達と比べても同じ結果だったので、
日本に舞い戻ってからも、
ふとそのことを思い出しては周りを見回してみるようになったのですが、
感心するほどきれいな持ち方をしている人って、
思ったほどはいないんですよね…。
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う~ん、何なんでしょうね、この違い…。
器用さの問題?
価値観の問題?
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いずれにせよ、
海外で中華料理を食べに行ったりすると、
いろいろなアジア系の人が来ていたりするわけで、
すると、つい
普段からなにかと日本人とは張り合っている
中国人や韓国人が
お箸をきちんと持てない日本人を見て、
心の中で笑っているんじゃないかなぁ~と
勘繰ってしまったりするのです…。
恐らくただの被害妄想なのでしょうが…。
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ところで
そんなことを言う私はどうかというと、
日本語教師をしていた関係で正しい持ち方は知っていますし、
上に書いたような場面では、
極力正しく持つよう心がけるのですが、
気が付くと、
結構「癖有りな持ち方」をしていたりします...。>苦笑
いやぁ~、なんだかなぁ~…。
とてつもなく「だから何なんだ?!」な話で
大変失礼致しました!
※ 「文化を継承しようぜ♪」、否、
「相撲」はこたつぶとんさんの作品です。