折角久々の制限なしのカーニバルの筈が…
ブラジルでは本日（火曜日）がカーニバルのクライマックスですが、
サンパウロ州の沿岸北部～リオデジャネイロ州南部にかけての大雨の被害により、ブラジルのニュースは大雨の話題一色となっています。
サンパウロ州とリオデジャネイロ州を結ぶ道路はがけ崩れなどにより寸断され、
普段は青く美しい海は真っ茶色になり…、
海岸沿いの町は浸水、
お店や
飲食店にも被害が出ており、
人的被害も少なくなく、車が流され中央分離帯に避難する人や
救助では子供をバケツリレーするといった状況になっています…。
そこら中が滝のようになり、
いつもは穏やかな川の水もこの有様です。
雨でもカーニバルを楽しもうと町に繰り出した人々も
仮設トイレまで流れ出し、逃げ惑っています。
夏場はもともと毎日スコールが降るので月間平均降水量が200㎜程度あるのですが、その３倍を超える雨量が１日～３日間で降ってしまったのです。
未曾有の災害が世界中で起きています…。今後の気候変動の影響が益々心配されますね…。
幸いリオデジャネイロのパレードが行われる地域は無事で、順調に運んではいるようですが、やはり盛り上がりはイマイチのようです…。