胸が熱くなる映画たち
こんにちは、華です。
イギリスの名俳優、デイム・マギー・スミスが逝去され、寂しい夜です。
「ハリーポッター」「ダウントンアビー」シリーズはもちろんのこと、「天使にラブソングを」でも非常に魅力的なキャラを演じてましたね!
どれも大好きですが、わたしは「天使にラブソングを」の厳格な修道院長のマギーがいちばん!
ウーピー・ゴールドバーグ演じる訳ありシスターが、寂れた修道院に押し込まれたものの、得意な歌を生かして、シスターたちのへたな合唱をレベルアップさせ、街も明るくさせるというコメディ。
途中何度かシスターたちの楽しい歌が入るのが本当に楽しい。
ウーピー・ゴールドバーグの楽しい指導によって、声に自信の無いシスターもどんどん弾む歌声になったり、先走るシスターも、音痴のシスターも最後にはみんなまとまって、明るく楽しく、思わず身体が揺れるような賛美歌を歌うシーンはなんかもう涙がじんわり浮かぶほど感動的で、元気が出ます。
ウーピー・ゴールドバーグのような、ひとを褒めて伸ばすやり方すごい〜!
四角四面に過ごして小さくまとまるより、破天荒でも楽しいことしていこうよ、というテーマがいきいきしています。
お堅いマギーがゆっくり態度を軟化させていくのがよい……。
もうひとつ、「マリーゴールドホテルで会いましょう」も素敵です。
ジュディ・デンチ主演で、マギーはお堅い、差別的なイギリス婦人を演じています。たくさんのひとと触れてマギーが少しずつ変わっていくのがなんともよくて!
どちらも、ちょっと元気が出ない夜にぴったり。思わず胸が熱くなる映画です。