【倒錯ミシュラン】1枚から食べられる肉汁あふれる極上A5和牛の焼肉
性的倒錯者は、とりわけ”性に対する好奇心”が旺盛である。
自己の欲望を満たすためのリサーチを欠かさない。
そもそも「性欲」とは、脳にある「視床下部」内に存在する「性欲中枢」(人間に性的興奮をもたらす神経細胞)が刺激されることで生じる本能的欲求である。
視床下部は人間の本能的行動である”食欲””性欲””睡眠欲”という三大欲をつかさどる。
つまり、”視床下部”は食欲と性欲の両方を支配しているのだ。
故に性的倒錯者には、美食家が多い――。
スパンキングを好むマゾヒスト。竹定規でたたかれ、涙ににじむその顔を、サディストに微笑まれる事がたまらなく好きである。
被虐の解放こそが、最大の癒し。そんな私には、お気に入りのお店がある。
高円寺 焼肉屋 肉合戦
高円寺。
言わずと知れた東京屈指のサブカルタウン。
そこから徒歩1分の所に位置する焼肉屋「肉合戦」
店内はカウンターのみ。一人一つの焼き台のある、カジュアルに一人焼肉を食べることができるこの店は正に”肉と向き合う”ための店である。
A5ランクの和牛をお手頃価格で。
A5ランクの特選黒毛和牛を仕入れているこの店は、下は一枚10円、上は1枚1000円と様々な肉を楽しむことができる。
その種類は日本最多の90種類。
選り取り見取りの、正に肉のアミューズメントと言えるような品揃えだ。
たっぷりのネギとタンで、爆裂スタートダッシュ
6枚ひと皿の九条ネギたっぷり牛タンは、しっかり味付けのされた塩ネギを乗せて焼く、1品目にもってこいの肉。
正直、これだけでいくらでもお酒が飲めるネギの味付けと、ネギの水分で蒸された表面、ロースターによってこんがりと焼けた外側から、溢れ出る肉汁にレモンをさっと付けて食べる極上の味は、500円という破格で提供されていい代物ではない。
バラゲタとネクタイで、赤身を味わう
バラゲタ(220円)はあばらの間にあり、赤身のうまみが強く、こってりとした味わいの中落カルビだ。
ネクタイ(280円)は牛の背中側、腰から臀部までの部位で、モモ肉のなかでもとくに柔らかく、旨味のある部分で、 牛一頭から約400gしか取れない希少部位だ。
勿論どちらも、しっかりした歯ごたえの中からとろけるような脂のサシ。一枚から頼めるということもあり、好きな量を好きなだけ食べることができる。
フランケンでカリカリ一休み!
フランケンは驚異の一枚60円!肉質は固く、バラ肉の外側だが、これをロースターできつね色になるまで焼き、香ばしさと肉のうまみを味わうのにもってこいだ。初めに渡される、3種類のこだわりの塩と3種のタレ。どれに付けても、ごはん、お酒どちらにも合う師玉の逸品と化す。
たっぷりのにんにくは250円
5粒から10粒まで選べるあげにんにくは、にんにく好きにはたまらない。
翌日の予定なんて無視して、欲張ってしまいたくなる。
その他にも……。
金箔の乗った極上サーロインや希少部位シャトーブリアンも、ロースターの中心を支配するサイズで500円。
選ぶのが難しいと思った場合様に、その日のおすすめ部位を一皿に乗せた盛り合わせも、4・8・12・16種盛づつ用意されている。
特に、サーロインすき焼き風は、1000円と店内では一番高いメニューだが、ロースターに入りきらないサイズの大きなお肉と、光るほどサシが入った最高品質のお肉を、たっぷりの卵黄に絡めて食べれば、これ一枚でごはんが5杯は食べられる代物だ。
サイドメニューの牛タンカレー(500円)やA5等級すじ煮込み(350円)等、締めから焼いている待ち時間にも楽しめるメニューが存在し、酒飲みにも安心のお店である。
カジュアルに焼肉を楽しみたい日も、贅沢に楽しみたい日にも使える肉合戦。
A5ランクの黒毛和牛一頭買いだからこそできるあの味を、是非とも楽しんでほしい。
DETA
場所:東京都 杉並区 高円寺 北口から1分
※この記事は飲食店様のご厚意で掲載を許可していただいております。お店のご迷惑となりますので、性的趣向にまつわる関連のお問い合わせや、店内および関係者様への、ご配慮に欠ける発言、行動などはお控えください。