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お腹が痛くて死にそうだった@NGOCBB


みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO、CBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。


今日の朝、部屋でパソコンの作業をしていたら突然住み込みスタッフのソリがやってきました。そして、

「ダエンがさやを呼んでるから来て!」
と言うのです。



住み込みプロジェクトを始めてからこういったことは一度もなかったので、何事?と思い急いで下に降りると、


「痛い!」と言いながら、お腹を抑えてうずくまっているダエン。


原因不明の腹痛に襲われているそうで。
より詳細に話を聞くと、「気持ち悪くて頭も少し痛い」と言われました。


一緒に住んでいるおじいちゃんには
「病院に行きな!」と言われたのですが、
その時ちょうどバイクが無く、病院に行く足がありませんでした。


もちろん徒歩で病院には行くことはできないし、かといってダエンを担いで炎天下を歩くだけの力もないし、、、。
どうしようかと悩んでいたところ、おじいちゃんは「自転車で行きなよ!」と言ってきました。
お腹が痛くて自転車なんて焦げるわけないだろう。

この時ばかりはいつもニコニコ笑顔で仏だと思っているおじいちゃんに不信感を抱きました。


「もう少し様子を見てから病院に行くか考える」ということを伝え、ダエンの様子を見ていました。

そうこうしてる間にどこかへ行っていたスタッフのプットくんが帰ってきたので、カンボジア人同士、より詳しくダエンの腹痛について聞いてもらうと、少し痛みが治まってきたとのことだったので、私が日本から持ってきた痛み止めを飲んでベットで安静にすることにしました。


しばらく休んだら良くなったらしく、お昼ごはんはみんなと一緒に食べることができました。

夜ごはんは朝の腹痛が嘘だったかのように、モリモリご飯を3杯もおかわりしていたので、彼はもうきっと大丈夫だと思います。



何かにあたって痛くなったのか、慣れない環境からのストレスなのかはよく分かりませんが、とりあえずダエンが無事に良くなったのでとても安心しています。



家族と離れて暮らしている住み込みスタッフ。

大事な子どもをお預かりしているので、彼らが無事に健康で、安心して暮らせるようにしていかなければと改めて思いました。


また、言語が十分に分からないとどこが痛いのか、どんな症状なのかがよく分からず、どう対応すれば良いのか分からなかったので、生活するうえで必要なクメール語、住み込みスタッフの彼らのために覚えなければならないクメール語がまだまだたくさんあるなと実感しました。


今回は時間がたって良くなったので安心しましたが、大きなけがや病気で病院に行かなければならなくなったとき、一緒についていけるような、きちんと彼らが安心できるような存在になりたいなと思います。


私も含めて、住み込みスタッフ、インターン生、スタッフみんなが毎日健康で元気に暮らせていることに感謝して日々生活していきます。


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