転換期に生きるという意味
何が転換なのかを明らかにしてみる
今は転換期だというのは誰でも耳にしたことがあると思います。ただその意味をどう解釈しているかは多種多様です。スピリチュアルな意味であったり、社会制度的な行き詰まりであったりしています。
規模も世界レベルなのか、宇宙レベルなのか、日本レベルなのか。直近で感じるのは日本レベルの話です。日本は少子高齢化が今までに例のないスピードで進んでいます。資本主義社会においてこれは致命的なことなのです。ですから政府は人権侵害しそうな勢いで人口増加を促すわけですが、うまくいっていません。
上手くいっていない理由の一つに戦後成功パターンの終焉があります。戦後復興期が終わってもなお思考を切り替えずに惰性で成長してきたツケが今回ってきています。
思考を変えることは簡単ではありません。何が成長なのか、そもそもなぜ成長するのか、なぜ働くのか、なぜお金が欲しいのか、なぜ…とどんどん核心に迫っていかないといけないからです。
最後にはほんとうにそう思っているのか、ホンネはどこにあるのか、常識から離れてみる必要が出てきます。常識というのは育てられた環境から受けた教育で決して万人共通のものではないのです。
転換期に自分らしく生きるということは、この問いを常にし続けることになります。周りには前の時代の価値観で上手く生きる人もいれば、前の時代の価値観に引きずられて不幸を感じる人もいるでしょう。新しい時代の価値観をいち早く身につけて突っ走っていく人もあれば、新しい価値観と現実の狭間に落ち込んで病んでいく人もいます。
自分の意思で大地を踏みしめて歩いていくことが今までより、もしかしたらこれまでより大切な時代が転換期なのです。
いつも応援ありがとうございます。サポートしていただいたお礼はアートプロジェクト事業費として創造空間の作成やアーティスト活動、仲間への感謝の気持ちの一部とさせていただきます✨