当たり前だけど楽しいばかりじゃない
踊れる日々に感謝している
連日、打ち合わせやリハーサルがあり、これから先へ作品を深めている日々を送っている。
踊りと一口に言っても、様々なプロジェクトにそれぞれの関わり方をしているのが有り難い。
作品ごとに関わる人が違うと切り替えて臨みやすいし、ある作品で天狗になりそうになっても次の場では無能な自分にペシャンコになったりするし、またその次は有頂天になったりする。
要するに評価を気にしないで精進するだけだと気づかせてもらっている。
人が集まれば悩みも増える
大きな作品になればなるほど大所帯になり、運営側の力量が問われる。
自分が運営側なら努力次第だが一参加者の場合、もしくは中間管理職のような立ち位置だと人間関係で心を痛めるだけの場合も多々ある。
少ない人数で好きな人同士、ただ楽しむだけなら気は楽かもしれない。これが何百人単位で数団体が参加する舞台公演だとそうはいかない。
一参加者で文句を言うだけの立場は好きじゃない。易々諾々と従うだけの立場なら表現活動する意味がない。
どうしても内部の人間関係やそれぞれの世界観に出会うことになる。
どこにも悪人はいないのだけど、残念ながら合わない人同士が居合わせることは良くありがちだし、更にその場合、運営上層部ほど個性が強く出がちである。
どちらの味方でもなく、ただ作品がより良くなる選択をするのみだけど、切ない思いに駆られたりもする。
それでもこれら全てひっくるめて人間らしさだと感じている。
楽しいばかりの表現活動は紛い物だろうし、苦いも美味いも全て噛み締めながら踊っていくのが醍醐味だと思う。
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