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「大人の必需品」10年先も使い続けられる革財布のご紹介
中学3年生の頃に同級生の影響で洋服の魅力に取り憑かれ、今に至る(41歳)までに体験した『洋服』をはじめとした『モノ』にまつわるアレコレ。
自分の価値観を形成するうえでターニングポイントとなった『私と"モノ" との記憶』いわばモノにまつわる物語を書き綴る日記。
これは、
『おすすめアイテムの紹介』ではない。
『私物紹介』でもない。
読んだあなたが、少しでも洋服を好きになるきっかけ、自分の使う道具を愛らしく感じてもらえるようになれば嬉しい。
:Episode.77
『moto 手染めファスナーロングウォレット』
このマガジンを初めて77回目となる。なんとなく縁起が良い数字なので、私が10年以上にわたり使い続けている革財布を紹介する。
使い続けるといってもワタシの場合この10年で同じモノを2回購入している。なぜか昔から財布をよくなくすのだ…財布に限ったことではなく、ワタシがよくモノをなくすというのは、店のスタッフや常連さんの間では有名。
スタッフ達と食事にいったりするさいは、事前にワタシの財布を持っておいてくれているほどである泣。
店の財布と自分の財布は分けているので、店の財布は落としたことがないが(落としようがないほど大きな革の財布を使っている)なくすたび、クレジットカードや免許証、保健所などの再発行しなければならず、毎回、心の底から反省する。
一般的に同時に色々と考えごとをしている時ほど注意散漫になりがちだそうだが、もともと注意散漫なタイプに加え、毎日アレコレ考えている自分にとっては365日、すべからく危険日である。
…縁起が良いといいながら縁起が良くない話から始めてしまった。
そろそろ本題。ワタシが何度落としてもこいつしか使いたくないと決めている財布が今回紹介するアイテムである。
![](https://assets.st-note.com/img/1669265939157-JvRA27k25d.jpg)
先週、新たに納品されたがこの財布は現在に至るまで、どれだけ販売させていただいたか分からないほど店では不動の人気を誇る。
私は黒→茶→黒と歴代3つ使っている。
![](https://assets.st-note.com/img/1669266178980-4WGHd3Y7NQ.jpg?width=1200)
魅力1:経年を楽しめるシンプルフェイス
最大の魅力はやはり、この「経年変化の素晴らしさ」
革製品は総じて使用年数に応じて、艶が出て魅力を増すものだが、『moto』の製品は特にその素晴らしさを半年も使用すれば実感していただけるはず。
それは、アイテムそれぞれの個性に合わせて最適な革を選択していることや『無形文化遺産、革人形アーティスト本池秀夫氏』を父に持ち、幼少時代から革に慣れ親しんだ、革のサラブレッドとも言える「本池兄弟」だからこそ生み出せる職人技ともいえる。
ブランドネームなどが一切排除されたシンプルなボディーは、革本来の質感を楽しむにはもってこい。何年使用してもメンテナンスでピカピカになるところもこの財布が多くの人に愛用される理由のひとつだろう。
魅力2:抜群の収納力
![](https://assets.st-note.com/img/1669266555715-HZJXSfhGy8.jpg?width=1200)
この財布はセンターを境に、左右にそれぞれ「カード」や「お札」を収納できるのだが、中央に付いた「カードポケット」に10枚以上のカードを入れても、この大きなマチのおかげで、余裕をもってジッパーもスムーズに開閉できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1669266639703-j7JvOY0gfL.jpg?width=1200)
収納力の最大の理由はこの「最小限に作られたポケット」。
多くの人が勘違いしがちだが、「ポケットの数が多い=収納力が高い」というのは間違い。ポケットが多いということはその分、革のパーツを多く使うということ。
そのパーツ分だけ財布の空間が小さくなる。財布としての「収納力」を求めるなら、革の特性を生かし最小限のポケット数でうまく作られているものを選ぶべきである。※ちなみにこちらの写真で言えばカードが32枚収納されていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1669266932856-uBv7RrwUtL.jpg?width=1200)
考えてみると、外食に行ってもコンビニでも、自動販売機でジュースを買う時にさえ、「財布」は何気ない場面で人目にさらされることの多いアイテム。
重複になるが、結局のところ私がこのの財布を使い続けている理由は、選びぬかれた素材とその経年変化、機能性に加えて単純に「見た目」だろう。
個人的には、初見でどこのブランドものか、人から判断される物は持ちたくない、そして常に持ち歩く物まして大事なものを入れるアイテムは極力シンプルで素材感の良いものを選びたい。
そう言った点でもこの財布は100点である。どれだけ落としても無くしてもこれ以外使う気になれない。
こんな私が持つのは財布には申し訳ないが、これからも使わせていただく。
10年、15年、それ以上に使い続けられる財布。
今度こそ無くさないぞ!!
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