#6 noteクリエイター "Kaito" くん
中学3年生の頃に同級生の影響で洋服の魅力に取り憑かれ、今に至る(41歳)までに体験した、洋服をはじめとした道具にまつわるアレコレを中心に "モノ" にまつわる物語を書き綴る日記『僕の洋服物語』のスピンオフマガジン。
これまで20年以上、洋服というフィルターを通して、多くの人から数えきれない学びをもらっている。私は "人" が大好きだ。
これは、私の人生において忘れられない "ヒト" との記憶...読んだあなたが、人生の素晴らしさを再確認し、自分の周りにいる人のことが今よりもっと好きになれる。
そんなきっかけになってくれたら嬉しい。
今日はいつもと違い、このnoteで知り合ったとある青年が心温まる記事を書いてくれたので、お礼も合わせてこのマガジンに登場していただこうと思う。彼の名前はKaitoくん。
3ヶ月ほど前、私の有料記事を購入してくれた。それ以来、リリースする有料記事をほとんど購入してくれている。
購入特典として設定した電話相談も彼が初めての利用者である。先日の彼の記事を読んで改めて人の成長というのが計り知れないことを感じた。
自分の進路に不安を抱き相談してくれた3ヶ月前。彼は不安と自信のなさが言葉からもヒシヒシと伝わってくるほど不安定な状態にあることを感じた。
カイトくんは先日の記事で、
言っておくが、そんな予知能力なんてただの洋服屋にあるはずもない。
仮にあるとするなら20年以上店頭に立ち、さまざまな人の悩み相談に乗っているということぐらいだろう。
「嘘でいいから自信を持っているフリをして欲しい」
私が電話で最初と最後に伝えた言葉である。
〜 きっかけをチャンスに変えた日 〜
電話がきっかけなのかはわからないが、電話相談からしばらくして、彼の文章は徐々に書く内容も伝え方も目に見えて変化していく。今ではどうやったらそれだけ "スキ" がつくの?と聞きたくなるほどにヒット作を量産している。
「自信のあるフリ」それを自分なりに解釈したのだろう。
洋服の販売にも同じことが言える。自信がない人からは買えないし買いたくもないだろう。若い頃は根拠のない自信が必要なのだ。それで壁に全速力でぶつかって、粉々になることを繰り返すことで人は強くなっていくもの。
私の場合、40を過ぎてもまだぶつかっている。そろそろ学ばないと後遺症が残るのではないかと不安になるほどぶつかり続けている 笑。
自分を擁護するわけではないが、ひとつ言えることは失敗するということは、新しいことにチャレンジしている証拠ではないだろうか。
挨拶、歯磨き、トイレ…
日常のルーティーンワークを間違える人なんてそうそういない。
トイレの仕方を忘れたなんてことがあるなら、そんな人は真面目な話、早急に病院へ言ったほうがいい。
答えが見つからない壁を打開すべく必死に考え、「何かヒントになれば」そんな切なる思いから勇気を出して彼は新しいドアを開いた。
仮に私がなんのアドバイスもせず、完全に聞き手に回っていたとしても、彼が勇気を出して知らない他人に電話をかけたという事実は変わらない。行動することになんだかんだと理由をつけて、動かず不平不満を言っているのとはわけが違う。
小さくても確実な1を積み上げた。
仕事も恋愛も何もかも、がむしゃらに失敗を恐れず動くからこそ、新しい道がぼんやりと浮かび上がる。その道を追いかけた結果、ただの錯覚だったことなんてのは、星の数ほどある選択肢のひとつなんだから当たり前。
それでも諦めずに動き続ける。動き続るからこそ掴めるモノは必ずある。
多くの人はそれが怖くてできない。できないと言えないからなんだかんだと理由をつけているだけ。
結果、常に走っているように見える人が成功者として眩しく見える。
「努力を続けた結果」だと口では言ってるのに地道な努力はしたくない。
要するに裏側を見ない。
人を眩しいと目を閉じる前に成功者の足元を見て欲しい。きっと何度も失敗も重ねながら走り続け、傷まみれになった素足があなたにも見えるはず。
カイトくんはそういう意味でも、怪我を恐れず飛び込んだのだ。彼は相談時「初めて買った有料記事がオカザキさんでした」と言っていた。
有名人でもなんでもない私を選び、自分のアルバイト代500円を投資し自分の悩みを正直に打ち明けた。
こうやって文章にするのは簡単だが本人は相当な勇気が必要だっただろう。
そして私のアドバイスを真剣に聞き自分なりに実践し続けた。
目先の利益を追い求めるあまり、寂しく一人で過ごす大人を私はたくさん知っている。確かにお金も必要だが、お金というのはどこで=(イコール)を結ぶかで大きく変わってくる。
新しいことにチャレンジしている最中にお金持ちになどなれるはずがない。今は徹底的に動いて考えて、先でイコールを結べばいいと私自身も考えている。
20代、30代、40代、求められるポジションや責任は変化するが、どの段階で成功か失敗かを判断するかではないだろうか。
結果、彼は早い段階で大きな成功体験を積み上げつつある。ここから大変なことも悩むことも多く出現するだろうが、noteに向き合い、目に見えて結果を出している毎日が今後の彼の人生において大きな柱となってくれるだろう。
私も下積み時代、お酒を飲んで仲間たちに「店を出す」と言いまくっていたが、夢を語ることもまたすごく大事なこと。
それにカイトくんが気づいているかどうかは知らないが、夢は具体的に言葉にできた瞬間、夢は目標に変化し、空から地上、自分の走る位置より少し先へ降りてくる。
あとは、足腰を鍛えてその目標の背中を掴めばいい。
人の夢を預かることもまた幸せなこと。
先の展望がぼんやりとでも見えてきたら彼から報告をくれることになっているのだが、そうなれば彼の夢を叶えにどこにだっていく。喜んでカイトくんの元へ駆けつけて、たらふく焼肉をご馳走する 笑。
そして、親子ほど年の離れた2人が、幸せそうに焼肉を食べている光景も含めてnoteの記事にしようと思う。
夢を叶える体験。それはきっと早い方がいい。焼肉屋に着いた瞬間、彼の新しい夢が動き出すだろう。
〜最後に〜
このマガジンは "人" にクローズアップするため、事前に下書き状態の記事を主人公となる相手に公開許可を取り、文章の確認もしてもらっている。
数日前、Kaitoくんに下書きを読んでもらったのだが、素敵な感想までいただいたので最後に紹介する。
人との繋がり方は昔と比べて大きく変化している。確かに実際にあったことがないのに、仲間とか友人などと軽はずみに発言すべきではないかもしれないが、自分の想いをさらけ出すこのnote内の交流に関しては、実際に会って話しているのと同じ、いやそれ以上に、ヒトの濃い部分を共有できる気がしている。
だからこそあえて言わせてもらう。
仲間が夢を叶えるための焼肉…今から楽しみで仕方ない。
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