苦手克服。大柄な人が選ぶべきボーダー/S&S OPEN TALK #61
四国にあるセレクトショップ SLOW&STEADY ではオープン直後から、お客様からの相談窓口として、LINE@を利用しています。
その内容は、商品在庫の確認から始まり、商品ご購入後のアフターケアに至るまで多種多様です。しかしそんな中「これは多くの方も同じお悩みをお持ちのはず」と感じるご質問も少なくありません。さらにそういったものほど短文では返しづらいのが正直なところ。
そこでこのnoteにて「マガジン」という形で回答させていただくことで、そんな魅力的なご質問の数々をピックアップさせていただければと思います。
名付けて『OPEN TALK』今回はこんなメッセージです。
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横縞(ボーダー)は視覚効果で体が大きく見えますが、縦縞(ストライプ)はスマートに見えます。僕自身も比較的体が大きい方なので、同じ問題に直面した時期もありますが、その際に試行錯誤したおかげで、いまは大好きなアイテムのひとつとなっています。
今週は当店でいつも話している「大柄な方がボーダーを選ぶコツ」を、基本の3点と応用に分けて、お伝えします。
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大柄な人がボーダーを選ぶコツ(基本)
1.ボーダーのピッチ
まずいちばん大切なのはボーダーのピッチ(幅)です。
このピッチが太くなればなるほど、体も大きく見えます。ですので「セントジェームス」や「ルミノア」に代表される細いピッチのものを選びましょう。
2.カラー
つぎにボーダーの色。ボーダーは「ボディカラー」と「ボーダーカラー」の2色で構成されていますが、その2色の組み合わせで着用時の印象は大きく異なります。
色には着膨れして見える膨張色と、実際より小さく見える収縮色があります。
簡単に言えば、薄い色ほどが膨張色で、濃い色ほど収縮色。色の特性を最大限生かすことは、体系でお悩みの方すべての味方になります。
言わずもがな、体が大きくて悩んでいる人は収縮色を選びましょう。ボーダーですと2色とも収縮色であることがベスト。
ただそのことばかりを考えて買い物をしてもつまらないので、2色の比率を考えて、収縮色の比率を多くするよう選ぶのがおすすめです。(今週の見出し写真が好例です)
3.サイズ感
さらに、意外と落とし穴なのがサイズ感。
大柄な方ほど、少しでもスマートに見せようとタイトなシルエットを選びがちですが、厳禁!ボーダー(横縞)の洋服をジャストで着てしまうと、なんだかボーダーに縛られているように見えて、かえって体の大きさを主張してしまうんです。
大柄な方のボーダーはタイトなものは逆効果。程よくゆとりのあるサイズを選ぶのが、見た目もスッキリ上品な印象になって正解です。
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大柄な人がボーダーを選ぶコツ(応用)
ちなみに応用として、色は、ボーダー自体の比率が膨張色強めだとしても、上から収縮色のシャツやアウターを羽織るなどして、全体で成立させるのもアリです。
また、首元や手首を効果的に見せることで、洋服はさらにスマートに見えます。
その際、首元は出来るだけ詰まっているものではなく、やや広く開いたクルーネックやボートネック、Vネックを選ぶのがおすすめです。
さらにはプラスアルファでボトムにはぜひ、ややスリムシルエットな黒パンを。さらに靴も黒を選べば、ご自分でも驚くほどスッキリ細く見えます。
まとめ
以上をまとめとして、チェックシートにしました。ボーダーを選ぶ際、このまとめ部分だけ一瞥いただければ、大きな間違いはありません。ぜひ、ご参考にしてみてください。
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今週は、以上です。
ここでは、あくまで僕の答えられる範囲内にはなりますが、このマガジンを使って、皆様からお寄せいただく「洋服に関するご質問やお悩み」を、ざっくばらんにご紹介しております。
個別の商品に関するご質問ももちろん歓迎です。ご質問は、LINE@(http://slow-and-steady.com/news/lineat/)の他に、下記メッセージフォームより随時受けつけております。どうぞお気軽にご連絡ください。
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