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#10 イラストと絵画の狭間で

「イラストレーション」と「絵画」は、それぞれ目的や役割が異なるため、描く際のアプローチも異なることがあります。イラストレーションは説明することが主目的であるため、説明的な要素が強くなります。一方で、絵画は絵自体が主役となります。
現代美術では、作品のメッセージ性が非常に重要視されます。既成のものでも、新しい見方を提示することで美術作品として認められることもあります。

時々描けないときに、理由をつけて描こうとすると、絵が説明的になります。描けるときは、なにかを描こうというよりも手が自由に動いてイメージを追っているような感覚になります。

作品のジャンルは、自分の感覚をどの程度優先させるか、理解したり言葉にするかによっても異なる場合があります。しかし、ジャンルは自分で選ぶことができるわけではなく、自然と生まれてくるものかもしれません。自分にとって呼吸しやすい方法で表現を続けることで、自然と生まれてくる気がします。

作品を創り上げるプロセスは、自分自身と向き合い、自分の内面を表現することでもあります。そのため、ジャンルにとらわれず、自由に表現したいです。作品を通して、自分自身を表現し、自己表現の可能性を広げていくことが、作品を創り上げる上での重要なポイントなのかもしれません。


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