【デバイス選定偏】おうちマニアのススメ(全5話-第1話)

■前書き

※この記事は2022年2月時点での記録です。

コロナのせいでゲーセンに行けないので、
おうちマニア環境(立ち環境)を整えました。

おうちマニア界隈で有名な方はいっぱいいらっしゃるので、
多分そちらの方々のほうが参考になるかと思いますが、
FV43Uの設定について触れられている記事がぱっとでてこなかったので、
これから始める方、モニターを変更する方などの参考になればと思い、
備忘録もかねてこちらに残します。

・別記事リンク

 【デバイス選定編】おうちマニアのススメ(本記事)
 【デバイス設置編】おうちマニアのススメ
 【環境設定編】おうちマニアのススメ
 【OBS設定編】おうちマニアのススメ
 【まとめ】おうちマニアのススメ

■本編

・PC(目安:10万~15万程度)

スペック
 CPU:Intel(R) Core(TM) i5-6500 CPU @ 3.20GHz 3.19 GHz
 メモリ:16GB
 グラボ:GTX1060 6GB

5年ほど前に10万円ちょっとで購入した、BTOパソコン(LEVEL INFINITY)を使っています。
このPCで、Youtubeにて配信を5時間ほど行いましたが、
カクツキなどもなく、正常に常時120FPSにて行えました。
※こちらについては別途専用記事を書きますので参照ください。

今は半導体不足とマイニング需要のせいでグラボが高騰していますが、
INFINITASならもう少し低いスペックのPCでも動くと思います。
配信などをしないのであれば、グラボ無しでも動くかもしれません。
「INFINITAS グラボ無し」でぐぐると幸せになれるかも。

この程度の化石PCでも動くという参考になれば幸いです。
PCは一般的なゲーマー程度の知識しかないので、この辺で〆。

・モニター(目安:10万~17万程度)

FV43U(公式ページ) 約17万円
43Z670K(公式ページ)約10万円

2022年2月の時点での選択肢は上記のどちらかになると思います。
自分も最初は43Z670Kを購入しようと思っていたのですが、
2021年12月末までは87800円だったのが、年をあけると10万5000円ぐらいまで価格が上がってしまっています。

価格.com様より引用(https://kakaku.com/item/K0001357210/pricehistory/


一方、FV43Uは発売当初一度だけセールか何かで14万円台での販売があったようですが、その後は16万5000円~17万5000円の間で推移しています。

価格.com様より引用(https://kakaku.com/item/K0001361896/pricehistory/

メルカリでの中古販売価格を見ても、
43z670kは5万円~7万円程度で売買履歴があり、
FV43Uは12万~15万程度での売買履歴が見受けられました。

これを踏まえると、もし半年~1年以内にINFINITASをやめてしまい、
機材を売ろうとした場合、

43z670k:10万5000円で購入-7万円で売却=3万5000円の出費
FV43U:17万5000円で購入-15万円で売却=2万5000円の出費

となるため、結果的にFV43Uのほうが出費が少なくて済みます。
勿論これは現状の話であって1年後はもっと値崩れしている可能性もありますが、こういったプレゼンを行うことで家族(嫁)の了承を得やすくなると思いますので参考になれば幸いです。

金額の話で盛り上がってしまいました。
スペックの話になります。

基本的なスペックはどちらも、

・43インチ
・120Hz
・HDMI2.1規格

となっておりますが、遅延はやはりFV43Uに軍配があがります。
また、FV43Uは残像感が全くなく、1つ1つのノーツがクッキリと認識できますし、モニターから音を出しても音ズレなどは起きずにプレーすることができました。
音質は特別良いわけではないですが、スピーカーを後付けしなくてもよいのは利点だと思います。

お財布との相談になると思いますが、今からどうせ買うなら、
値上がりしているREGZAを買ってしまうより、FV43Uを買ってモチベに繋げる方をおすすめします。

・モニター(TV)台(目安:1万~3万円程度)

WALL INTERIOR TV STAND V2 HIGHTYPE(公式ページ

WALLの壁寄せTVスタンドを購入しました。(25000円ぐらいだった)
公式対応端末にFV43Uは記載がないですが、VESA200x200タイプに対応しているのでFV43Uも設置できるだろうと購入。無事設置できました。

最初は壁掛けタイプにしてしまおうと思ったのですが、
設置場所に柱がなかったので断念。

結果的に、高さを調節したくなったので壁掛けにしなくてよかったと思います。
別記事に記しますが、こちらのTVスタンドの足部分(台)の奥行が52cmあるので、そこだけが失敗点と言えば失敗点ですが、オシャレなので良し○

・コントローラー台(5000円~1万円程度)

Dicon Audio KS-020 Keyboard Stand(公式ページ

自分が購入したタイミングでは4400円でした。
メタルラックの方がコスパはいいと思いますが、
あまり自分がメタルラックが好きではない&必要最低限のスペースしか使わないということでキーボード用のスタンドを購入し、適当な板と滑り止めを載せて使っています。(※詳細は設置編で)
皿曲をやっても多少は揺れますが、気になるほどでもないです。

棚が欲しい人には向かないかも。
個人的には圧迫感が無くて気に入っています。

・コントローラー(目安:5万~10万程度)

私はプレミアムコントローラー(三和ボタン換装済み)を使っていますが、
コントローラーについてはぶっちゃけなんでもいいと思います。

プレコンやプロコンは再販が絶望的なので、
今から始める方はフェニコンを買って三和ボタンに換装するのが現実的なのかな・・・?

■閑話休題

ここまで紹介したデバイスだけで、少なく見積もっても約30万。
ちょっとこだわると40万~50万程度になってしまいますね・・・。
よく「INFINITASはブルジョアの趣味」と言われる理由がわかります。

もっとも、立ち環境をやめたり、モニターも32インチ以下を選ぶ等すれば、
ここまでのコストをかけずに楽しめると思います。
大事なのは「毎日続けられるモチベを出せる環境」をお財布と相談して作ることだと思います。

以下は配信用に購入した機材ですので、
配信予定が無い方はここまでで大丈夫だと思います。

・マイク(目安:5000円~2万円程度)

CUSTOM TRY CM-5000U/BK(Amazon

コンデンサーマイクのフルセット商品です。
Amazonでもヨドバシでも5000円程度で売ってます。
音質や品質のコスパはいいと思います。
打鍵音を配信に入れつつ、自分の声を入れたいので、
安物でいいのでコンデンサーマイクを買ったほうがいいと思います。
 ※コンデンサーマイクとは?について語りだすと長くなるので省略

こちらの商品、ミュートボタンが付いていないので注意です!
※OBSでミュートできるので大丈夫です。ミュートボタン付きは+3000円ぐらいする。

・カメラ(目安:1万円~2万円程度)

Logicool C922(公式ページ
アームスタンド(Amazon

手元カメラを配信画面に入れたかったので、
カメラは8000円ぐらい、アームスタンドは1800円ぐらいで購入しました。
LogicoolのStreamCAMという2万円程するカメラもありますが、
あちらとの違いは、

・フルHD画角で60FPSでの撮影ができること
 (C922はHD画角まで60FPS対応。フルHDは30FPS)
・ケーブルがタイプC

ぐらいです(正確には光補正とかあるけどINFINITAS配信にはほぼ影響なし)

視野も78度で同じなので、正直カメラはLogicoolじゃなくてももっといいものがあると思いますが、リモートワークの影響で品薄なため、いい商品があまりないのが残念です。

・視野角が大きいもの
・最低限HD画角で60FPSの撮影ができるもの

上記をポイントとして、コスパがいいものを選ぶといいと思います。

・iVcamについて

※iPhoneをはじめとするスマートフォンをWebカメラにできるアプリです。
結論から言うと、音ズレが発生してしまい、INFINITAS配信では不向きでした。

家にiPhoneSEの第2世代が余っていたので、
上記で書いたマイクとカメラを購入する前に「これで済むなら買い切り3000円程度だし、安上りじゃん!」と思い、試しましたところ、
映像の遅延は感じられないのですが、音声だけ一拍ずれてしまい、残念な結果に・・・
マイクだけ別入力にしたのですが、ソフトが重いのかたまに映像が固まる現象が発生。自分の環境だけかもしれませんが、あまりお勧めはできない結果となりました。素直にそれぞれ購入する方をお勧めします。

■あとがき

ここまで約3600文字の長文になってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

INFINITASはちゃんとした環境でプレーしようとすると、ほかのゲームに比べ、莫大な費用が掛かるゲームです。
文中にも書きましたが、お財布と相談して「遊ぶモチベが続く環境」をそろえることが最もコスパがいいと思います。
結局やらなくなって置物になってしまうのが一番コスパが悪いですからね・・・

次回はこの記事で紹介したデバイスをどう設置するとよいかの参考記事になります。(モニターの高さ等)

なるべくわかりやすく書きますので、ぜひお楽しみに!

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