【環境設定編】おうちマニアのススメ(全5話-第3話)
■前書き
※この記事は2022年2月時点での記録です。
前回のデバイス設置編の続きです。
今回はモニター、PC側の設定について記そうと思います。
最低限これだけはやっておけ!という内容です。
INFINITASは個々の環境で、ふさわしい?設定が変わるようですので、
参考にしてください。
・別記事リンク
【デバイス選定編】おうちマニアのススメ
【デバイス設置編】おうちマニアのススメ
【環境設定編】おうちマニアのススメ(本記事)
【OBS設定編】おうちマニアのススメ
【まとめ】おうちマニアのススメ
■本編
・PCの設定
PCの負荷軽減、動作安定のための設定になります。
ここは共通で設定して大丈夫なはず。
*スタート>設定>システム>電源とスリープ>電源の追加設定
→高パフォーマンスにチェック
*スタート>設定>個人用設定>色
→透明効果を「オフ」に変更
・NVIDIAの設定
問題児NVIDIA君。
影響がある部分だけピックアップして紹介します。
※記載のない箇所はデフォルト設定
「こうしたほうがいい!」という部分があったら逆に教えてください!
*デスクトップ上で右クリック>NVIDIAコントロールパネル>3Dの設定
→グローバル設定の中の下記を変更(※自分はプログラム設定でINFINITASを指定したところ、処理落ちが発生したのでグローバル設定で一括指定してます)
イメージスケーリング:オフ
スレッドした最適化:オン
モニターテクノロジ:固定リフレッシュレート
低遅延モード:オフ
優先的に使用するリフレッシュレート:アプリケーションによるコントロール
垂直同期:オン
電源管理モード:パフォーマンス最大化を優先
別の方の記事で「低遅延モードをオフにする」という内容が書かれており、
これを試したところ効果絶大でした。
自分は復帰からまだ1か月程度で、スコア力が伴っていない八段程度の実力しかないのですが、「ちらちら・はらはら(A)」、「FlyAbove(A)
」、「SleeplessDays(A)」などスコアが出やすい曲においても、鍵盤を叩くごとに判定が変わっているような感覚があり、AAAランクが出せない状況でした。
このときはまだ低遅延モードをウルトラに設定していたのですが、
ものは試しと、オフにしたところ判定が安定し、スコアがガッツリと伸びましたので是非お勧めします。
垂直同期についてはオンがいいかオフがいいか一生の課題ですね・・・。
自分はオフの状態で長時間プレーすると音ズレ(音だけが速くなっていきアプリケーションがクラッシュする)が発生したので、オンでやっています。
・FV43U用のNVIDIA設定
NVIDIAコントロールパネル>解像度の変更
→解像度:1280x720に変更
→リフレッシュレート:120Hz
デフォルトの「3840x2160(ネイティブ)」のままINFINITASを起動するとなぜか画面が映らないので、1280x720に変更しています。
どうせINFINITAS専用モニターなので、INFINITASの解像度と合わせてしまいましょう。
リフレッシュレートも120Hzに変更してますが、気が付くと144Hzに戻っていたりするので、あまり関係ないかもしれません。(というか、設定したのに勝手に変わるって何それ?って感じです。)
・FV43U本体画面設定
*リモコンの決定ボタン(上部真ん中の○)を押下>SETTING
・ゲーミング
オーバードライブ:速度優先
AdaptiveSync:有効にする
・画像
FPSに変更
シャープネス:7に変更
FV43U本体の設定です。
ゲーミング設定のオーバードライブだけ速度優先に設定すれば基本はOKかと。
画像はスタンダードやVSモード等がありますが、
これらは画面の明度やシャープの調整なので遅延等には関係ないです。
自分はシャープネスを少しだけ上げる事でノーツがクッキリ見やすくなりました。お好みで調整していいと思います。
AdaptiveSyncは有効にしていますが、効果があるのか不明です。
「INFINITAS AdaptiveSync」で検索しても出てこないので、
気にしなくていいのかも。(※詳しい人教えてください!)
■見落としがちな罠
・モニター大杉問題
第1話でも書きましたが、自分のPCは5年前の型落ち品で、
メモリ16GB、グラボはGTX1060を積んでいます。
このPCに、下記のモニターを3台接続していました。
・AORUS FV43U(43インチ、144Hz)
・acer KG251QJbmidpx(24インチ、165Hz)
・acer KG251QGbmiix(24インチ、75Hz)
この状態でINFINITASをプレーすると60Hzしか出ないことがあり、
色々と調べたところ、どうやらINFINITASには「接続されているモニターの中で最低スペックのものを参照する」という書き込みを発見!
一番下の75Hzモニターを外したところ、見事挙動が安定しました。
また、1060程度のグラボで3台のモニターを描写するのはパワー不足だったようで、現在はモニターは2つまでの接続としています。
同じような現象に悩まされている方がいましたら、今すぐモニターを減らすor120Hz以上のモニターだけを接続するように試してみてください!
・HDMI、DisplayPortの規格について
ここまで記事を書いていて思い出したのですが、
モニターとの接続ケーブルの規格についても書いておきます。
「そんなん知ってるわ!」という方には不要ですので飛ばしてください。
・モニターとPCの接続について
知らない方向けに簡単に説明すると、
PC(出力)↔ ケーブル(接続)↔ モニター(表示)
と、つながっていると思います。
INFINITASだけでなく、他のゲームでもなんでもそうなんですが、
「この部品の中で最低限の規格に揃えられる」という仕様なんですね。
PC(Ver,10)↔ ケーブル(Ver,3)↔ モニター(Ver,10)
上記のように接続されている場合、ケーブルの(Ver,3)に引っ張られてしまい、せっかくPCもモニターも(Ver,10)を設置しているのに、(Ver,3)の力しか発揮できません。
HDMIもDisplayPortも色々な規格があり、それぞれ性能が違うので割愛しますが、PCを買った時についてきた付属品や何年も同じケーブルを使っている方はこの機会に見直ししてみてください。
「よくわかんない!結局何買えばいいの?」という方は、
・HDMI:HDMI2.1規格
・DisplayPort:DisplayPort1.6規格
を、買っておけば間違いないです。
(INFINITASのために2.1や1.6もいらないと思いますが、伝達速度も速くなっている&1000円~1500円程度しか値段変わらないのでせっかくなら。。。という意図です。HDMI2.0やDisplayPort1.4でも充分ですので、お財布と相談しましょう)
■あとがき
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回も長文になってしまいました・・・。
HDMIやDisplayPortの規格についてですが、おうちマニア環境を作ろうという人にここまで書く必要もないかなと思いつつ、INFINITASに限らず、他のゲームをPCでやるときにも共通の仕様になるので、せっかくならと記載しました。
これらの設定を行うことで、判定タイミングは-0.5~0.9程度で安定しています。(その日の体調に合わせて判定を変える派なので幅有)
次回は「OBS設定編」になります。
「まとめ」はただの日記になるので、実質次回が最終回になります。
ではまた次回!