【クソコンボ】ゴルドラン・ゴルギーニの間違った使い方【紙束未満】

はじめに

前回記事では水光のハイパーエナジー軸ビートダウンを紹介した。今回はその強力な基盤を最大限活用して無駄なことをしようと思います。

今回の主役はゴルドラン・ゴルギーニ。ハイパーエナジーの性質上、アクションを起こすまでに1ターンのラグを生んでしまうこのカード、動き出したら強いのは確かなのですが、シールドを10枚まで伸ばして大量にクリーチャーを並べることに成功してもそれらは攻撃できないため即座に勝てないのが痛いです。今回はそこを解決しようと考えてみました。

デッキリストその1

解説その1

やる事は単純明快、ゴルドランのシールド10枚を目指し、達成したら大量に展開。出てきたiFormulaXをリゲートまたはトライシェルビで寝かせてエルボロムハッピーで大量ドロー、そのまま勝ちという算段です。そういうコンセプトのもと出来上がったこのデッキですが、

よ、よわそ〜〜〜!


iFormulaを出してタップすることに注力するあまり、ノイズが多量に入っています。メカに縛られた結果強力なカード達(ムサムー、爆藍月ファンタジー等)が抜けてしまっている点も痛く、そもそもエルボロムハッピーを出さないと殴れないクリーチャー達でどうやってシールド10枚を達成する気なのかがわかりません。どう考えてもザゼゼーンを導入して普通に殴ったほうが圧倒的に強いのも意味不明ポイントです。

以上が間違った使い方になります。一旦忘れて、勝てそうな使い方をしていきましょう。

デッキリストその2


解説その2

普通にビートしていったら普通に山札がカツカツになるので、そのまま引ききって勝ってしまおうという話です。

水光のゴルドランが入ったデッキを使った、又は使われたことがある人なら体験したことがあるかと思いますが、この基盤は普通に動くだけで山札が枯れます。動きの中で無理なく山を減らせて、無理なく踏み倒しができるのはシャコガイルにとって住みよい場所と言って差し支えないでしょう。
.ほんとにそれで勝たないとダメかな

総合的に見ると元が戦える基盤であるだけになかなか強そうに見えます。なんと言ってもシャコガイルにムリがないのが評価でき、先述のデッキ1と違い普通に殴って勝ちに行くついで山札が枯渇しそうになったらEXwinしにいくプランを取れるのがデッキとしての強度を上げています。


まとめ

ゴルドランの間違った使い方はいかがでしたでしょうか。

iFormulaXを入れた青白メカはメクレイド発表時から考え続けており、以降今に至るまでずっと強化され続けています。特に今弾では6以上軽減サイクルが実装されたり、タップする手段やタップされているクリーチャーをドローソースに変換する手段が追加されたことなどから過去1番の『デッキになりそう感』を醸し出しています。結果は見ての通り、やりたい事が爆発して結果何者にもなれない紙束未満が出来上がっているわけですが。.私は引き算が苦手なのです

デッキ2の方はまずまずですね。前回記事の水光ハイパーエナジーからコフミとB.F.F.ズッ友を抜いてザゼゼーンを入れ、残りをコルテオとシャコに割り振った形です。盤面をまとめて更地にする能力こそ失ったものの、ザゼゼーンの盤面制圧力がその点をなんとなく補強しつつ、ゴルドランが成立したら勝ちそのまま勝ちにつながる攻撃面の強さも得ています。

話題になっているアレフティナとの差別化はどうなんだというと、アレフティナはシールドのどこにあるかを把握できなかった場合は自らの運を持って捲る事でしか勝てない一方こちらはとりあえず全部捲ってシャコガイルが出てくれば勝つ訳です。あくまで机上論ですが、どうせ山札下に固定したアレフティナが盾に行くまで山札を削るならこちらのほうがフィニッシャーとしては確度があるように感じます。

今回は殴れなくても勝つ方法を考えましたが、ボーダンロウを使った所いっぱい出てきていっぱい攻撃してきたら概ね勝てないことを再確認したので今週は火光でSA付与して勝つ方向で考えてみます。

それでは次のクソコンボ記事で会える日を想って、さようなら。

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