【予告】サステナブルに足りないのは「心地よさ」 。リニューアルするslowzが目指す、生活者が無理をしないサステナブルライフスタイル
サステナビリティの次に求められるもの
「当たり前に無理のない都市と生活をつくりたい」というビジョンのもと、都市の中でのサステナブルな行動を応援するアプリサービスとしてβ版からはじまったslowz。
さらにアプリそのものの展開のみならず、IDEAS FOR GOOD様との複数イベントの共催、Yahoo!JapanのLODGE様との対談シリーズイベント「SUSTAINABLE CITY PLANET」、slowzの運営会社で、一級建築士事務所のNoMaDoSによるサスティナブルなショップ設計、「ゼロ・ウェイスト」なスーパーマーケット『斗々屋』京都本店 の出店プロジェクト等を連続的におこなってまいりました。
ローンチした2020年は、メディア等でSDGsやサステナビリティの重要性が取り上げられ始めた段階で、必要性は感じつつも、どのようにそのムーブメントに貢献すれば良いか、生活者の持つ選択肢は少なかったように思います。
しかし、2021年になり、世の中の意識も大きく変わりました。サステナビリティへの関心が高まるにつれて、社会のサステナブルシフトを後押しするようなサービスやプロダクトも多く生まれています。
では、サステナビリティについて考えることが当たり前になった今、次に求められるものは何か?
無理のないサステナビリティのために。キーワードは「心地よさ」
日々、サステナビリティについて考え、情報を発信してきた私たちslowzが注目したのは、「心地よさ」でした。
そのプロダクトが、そのサービスが、その食品が、どれだけ環境に配慮したものであったとしても、それを利用する生活者にとって、「心地よい」ものでなければ、本当の意味でのサステナブルにはなり得ないのではないか。
私たちはそう考えました。
例えば、どれだけ環境に配慮した服を販売するアパレルショップがあったとしても、服の着心地が悪かったら?
環境に負荷をかけないプラントベースミートのハンバーガーだったとしても、味が美味しくなかったら? 提供される店舗が味気ない内装だったら?
また、地球環境や社会への責任感が強い人ほど、理想と現実のギャップに苦しみ、日々の幸福を感じられなくなったり、他者に対して寛容になれなくなったりする姿も多く目にしてきました。
けれど、本来サステナブルシフトは辛く苦しいものではなく、楽しくて心地よいものなはずです。
だからこそ、サステナブルなプロダクトやサービスだけでなく、それを利用したいと思える「情緒的価値」がなければ、真の意味で取り組みは持続しないと考えました。
そんな考え方を軸に、私たちslowzは、β版を経て本格的なサービスをはじめるにあたり、これからの社会に求められる新たなサービスを提供していきます。
アップデート概要
今回のアップデートにより、「”心地よさ”を指標としたお店探し」「お店への応援メッセージを送れる目安箱」「サスティナブルなライフスタイルにシフトするためのヒントになるオリジナルコンテンツ」といった、様々な機能が追加されています。
■「心地よさ」でサステナブルなお店が探せる新しい探索体験
サステナブル=自分と誰かの心地よさとして捉え、9つの心地よさで場所を選ぶ検索機能を搭載しました。感性・情緒から場所を選ぶことで、自分自身がより無理なく・心地よい選択を取れるようにします。
■サステナブルなお店を応援できる「メッセージ機能」
お店に応援・要望を送る目安箱メッセージ機能を搭載しました。この機能では、心地よさともにお店にメッセージを投稿することができます。(お店からの返信機能は今後検討してまいります)
■slowzのアンバサダー制度をスタート
Local Sustainable Guide(LSG)というアンバサダー制度を開始します。様々な地域でサステナブルな情報発信をされている方々にお声掛けして、地域のサステナブルなお店につないでいただいたり、ライフスタイルをコンテンツ化してslowzに掲載します。将来的にはそれぞれの地域でイベント開催やLSGと一緒に作るプロジェクトなどを通して、エリアの拡大をしていく予定です。
■サステナブルな暮らしのヒントを得られるライフスタイルコンテンツ
slowz編集部によるライフスタイルコンテンツの配信開始します。slowzをより楽しく活用いただくヒントとして”ガイドマップコンテンツ”や、LSGやslowz掲載店舗の中の人による”偏愛サステナ商品紹介コンテンツ”をお届け予定です。
■掲載エリア・掲載店舗数を大きく広げます!
β版リリースからのslowzの動き
・2020年12月、iOSアプリをβ版としてリリースしました。最低限の機能、情報のみを搭載したプロトタイプながら、多くの人に利用いただけ、本格サービス開始の要望もいただきました。結果、VOGUE JAPANやanan、Sweet、そしてブレーンをはじめとする様々な切り口のメディアからの多くの注目をいただきました。
▼掲載メディア(一部)
▼掲載事例
・slowzを開発・運営する一級建築士事務所のNoMaDoSが『斗々屋』京都本店にて、サステナブルな視点での空間アイデア企画・設計を実施。空間から什器のデザイン、そして素材の選定に至るまで、環境配慮かつゼロ・ウェイストという視点で、総合的なデザインを担当しました。
・Yahoo!Japanの運営するオープンコラボレーションスペース「LODGE」とのコラボレーションプロジェクト「SUSTAINABLE CITY PLANET」を実施。サステナビリティの課題が集中している都市を軸として、気候変動やジェンダー、経済格差といったテーマに縛られず、都市に潜むさまざまな持続可能性について学び、知り、実践していくためのトークイベントを開催しました。
さいごに
今回のアップデートを経て、slowzがより無理なく・心地よいサステナブルなライフスタイルの実践をお手伝いする存在になれると嬉しいです🍃
問合せ先
slowzお問い合わせ担当までお気軽に連絡ください。
slowz@nomados.co.jp