特別研修と認定考査準備の相乗効果
令和4年11月11日。
それが私の司法書士試験の合格証書の日付です。
あれからもう、1年も経つんだ….
とても信じられないけれど、月並みですが、本当に、あっという間でした。
その間の様子は、リアルタイムでブログの方
https://ameblo.jp/slow-lifewithfireに書いてきましたが、
今日は、この一年間を振り返って、少しまとまった内容を書いてみようと思います。
令和5年の最終合格発表日も近づいてきましたが、、
最終合格発表の後は、かなりの合格者が、新人研修(中央+ブロック)を受けることになる、と思います。
最終合格発表後、すぐに私の所属する予定の県の司法書士会に電話して聞いてみたところ、独自の研修は配属研修以外はない、との回答でしたので、11月の終わりから、東京会の新人研修をWEBで受講開始しました。
そして、ほぼ同時に、伊藤塾の認定考査対策講座の受講の方も開始。
この講座ですが、認定考査のテキストとしても有名な「道」の執筆者でもある坂本先生が講師をされているものです。
「道」は購入される方が多いと思いますが、この講座の受講割合はどの程度なんでしょうか。私は、個人的に坂本先生のファンだったこと、伊藤塾に合格者体験記を提出したら半額で受講出来るとのことでしたので、特に迷わず受講しました。
おまけに、、
私は辰巳の松本先生の基礎講座出身だったので、なんと無料で要件事実の講座を受講できるという特典があり、時期を少しずらして、2つの対策講座を受講することになりました。(辰巳の講座の方は、メインテキストは「要件事実30講」でした。)
その結果ですが、、、
認定考査の受験対策を早期に始めることができた上に、
5月の終わりから始まった特別研修の準備にもなり、まさに、一石二鳥の効果が。
実は、特別研修には、かなりの課題が出されます。
研修の開始と同時に、要件事実の勉強を始めるとすると、仕事をしながらだったりすると、かなりキツイと思います。
実際に、チューターの司法書士の先生や、講師の弁護士の先生は、要件事実は一通り理解しているよね、という前提で進めてく感じでしたし、、
要するに、別に11月から始める必要まではないけれど、ブロック研修が終わって、特別研修が始まる約三か月半の間には、「要件事実」のテキストを1冊は通読しておく方がベターだと思います。
要件事実を細部まで暗記していなくても、特別研修を受講していけば、予習の際にもそこまで困ることはないし、講師に質問されても、テキストを探しつつ、何とか答えることが出来るなら大丈夫。
(あ、、でも、民訴が苦手な方は、民訴のテキストを読み直す、とか、民法の債権法はあまり好きじゃない、って方は、民法のテキストの該当部分を読み込んでおくと役に立つと思います。)
というか、特別研修を、予習して自ら考えながら受講すると、それは同時に認定考査の基礎知識の習得にもつながるので、9月の認定考査の準備期間としての意味も持つようになる、というのが私の意見です。まさに相乗効果、です。
厳密にいうと、特別研修でやる内容と、認定考査の記載の仕方が異なる部分もあるけれど、実体としては一つなので、事前に認定考査対策→特別研修→認定考査の直前対策、のサンドイッチ方式を取ることをお勧めします。
とはいえ、、
私は3月末で仕事を辞めたので、時間的にも余裕がありましたが、
この作戦をとるには、職場の理解とか、家族の協力が欠かせないと思います。(仕事をしながらの方は、どこかで集中的に時間を取る、という作戦でも、何とかなると思います!)
特に、今年は、どうやら対面講座の復活の兆しがあるようなので、宿泊の手配や、金銭面の準備、お子さんが小さい方は預け先の確保、、、
研修のために、考えて準備しないといけないことが山盛りですよね。
私自身は、何とか家族の協力のもと、
二人のおばあちゃん(母と義母)が元気でいてくれたおかげで、
ウィークリーマンションを借りて配属研修に6週間通う、という最後のミッションを無事に終えることが出来ました。
合計で5つの研修を終える、という階段を最後まで登りきることが出来たので、あとは、年明けの開業を目指し、最後のひと頑張り、です
しかし、、
この準備がまたなかなか大変!です。
一つ一つ、期限があるし。
でも、長年の自分の夢を叶えるためです。
とにかく一つ一つ、頑張っていこうと思います。