Money
お金は物質そのものではない。物質を動かすシステムに過ぎない。
人は生きていくために物質を必要とするけど、心を満たすものを見誤ると、お金に執着する。
お金を失わないためにお金を必要とするのは、何を得たいのか。お金を失うのが不安だからでは。つまり得たいのは安心感。
安心感はお金では養えない。人の心でしか養えない。もっと言えば、幼少期に母親との間で形成される。
酷い子育てをする文化の人たちはお金に執着する文化を持っていて当然。
お金に頼らず人々の間で物質を行き渡らせるシステムを作れれば、生活に困ることはない。
誰かが飢餓感を満たすために物質をせき止めたりしないように、そういう問題には心で対応するシステムにすればいい。その方が人はずっと幸せに生きられる。
経済システムだけを切り離したり、経済システム至上主義を止めて、包括的なシステムを作る方がいい。
文明の発展とは人間性を犠牲にして便利な世の中を作ることではないはず。幸せに生きる人が増えないなら意味が無い。
2022年11月19日 追記:
“自然から奪う”ではなく“自然からいただく”という価値観・感覚を持つ自然信仰の文化では、こういうシステムの方が合っている気がする。
2022年11月29日 追記:
国自体を鎖国させると、国際社会から取り残されるから、国の中に自然信仰特区を作って、そういう生き方をしたい人々が存在できる社会を確保したらいいのでは。
特区に対しては、自由主義経済での土地·建物開発などを制限したり、医療·教育無償化したり・・・あれ?ヨーロッパは景観を守るために建て替えできなかったり、条件がすごく厳しい。医療·教育無償化やっている国もすでにある。
とりたてて守る景観が無くても、同じようにやればいいだけかもしれない。