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子供に我慢をさせたい大人たちへ

我慢をさせたい大人たちはコマーシャリズムの敵だ。現状では経済成長の敵とも言える。

商品のCMやパッケージが購買意欲を最大限にかきたてるように作られている。生まれた時から家にテレビがあり、パソコンがあり、スマホがあって、CMが毎日数限りなく商品を欲しがるように子供の脳を攻めてくる。スーパーやショッピングモールに行けば膨大な量の商品パッケージが欲しがるように子供の脳を攻めてくる。

それらに触れずに済む環境も用意ぜず、何も欲しがらなくても遊べる自然の中での環境も用意しない。それだけではなく、怪我をしたら駄目だと遊ぶことすら禁止する。もっと言うと、子供は外に出ても車に轢かれないように自由に走り回ることすらできない。

発展した社会で、子供は十二分に我慢している。生きてるだけで、社会が貧しかった時代には必要なかった我慢を日常的に休まることなくずーっとさせられ続けている。

これ以上子供に我慢をさせる必要がどこにある?子供の心から生命力を奪ってロボットにしたいのか?

子供に我慢させたい大人たちは、こうした状況を改善してから我慢しろと言って欲しい。コマーシャリズムと闘いたければ子供に押し付けず、大人同士でやってくれ。安易に子供を責めるな。

民主主義なんだから、社会は大人が変えようと動けば変わる。選挙の候補者に要求して、選挙で選べ。これは大人の問題だ。


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