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#36 バルト三国、ラトビアへの旅
~ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
ベルリンマラソンに参加する前に、バルト三国を旅行する。
今日は、エストニアの首都タリンからラトビアの首都リガを経由して、リトアニアの首都ビュリニュスへ行く日。
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バスを使った場合、タリン~リガ間、リガ~ビュリニュス間が、それぞれ4時間ずつかかる。
合計8時間。
移動だけで、一日のうちの大半が使われてしまう。
そこで、airBaltic(エア・バルティック)で飛ぶことにする。
ラトビアの首都リガを本拠とする航空会社。
所要時間は、それぞれ1時間足らず。
まずは、タリン空港から乗り込んで、リガ空港まで50分。
あっという間のフライトだが、乗り継ぎ便までたっぷり3時間半ある。
飛行機の中で「リガに着いたら街に出てみようか?」と、娘が言ってくる。
「空港から街の中心までは、15分くらいみたいだよ」と、かなり乗り気。
何かが起こって、リトアニア行きの飛行機に乗れなくなったりしたら、どうしよう・・・と思うと、踏ん切りがつかない。
空港に到着してからの様子で決めよう、と話す。
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到着後、そのままEXITの表示の方へ進むと、難なく外に出られた。
それなら!と、すぐさま、Boltのアプリで車を呼ぶ。
ドライバーは、若い男性。
運転は、少々粗め。
それよりも何よりも、彼がシートベルトをしていないので、音が定期的に鳴りっぱなしで心臓に悪い。
でも何かあっては困るので、話しかけず、だまって連れて行ってもらう。
とてもお天気が良くて、キラキラと光る「ダウガヴァ川」を超えると旧市街。
ダイナミックな街並みが目の前に広がる。
リガは、バルト三国の中で最大の都市らしい。
旧市街も新市街も、ユネスコ世界遺産に登録されている。
そして、「バルト海の真珠」「バルトのパリ」とも呼ばれているほど美しい街並み。
ドイツ、ポーランド、リトアニア、スウェーデン、ソ連の支配を受けながら発展していったリガでは、様々な建築様式の建物を見ることができる。
まずは、「三人兄弟の家」の近くで、車を下ろしてもらう。
15〜17世紀に建てられた3つの住宅が並んでいる。
右の「長男」が、15世紀に建てられたリガで最も古い石造住宅で、ゴシック様式。
真ん中の「次男」は、17世紀に建てられたオランダのマニエリスム様式。
左の「末っ子」は、17世紀に建てられたバロック様式。
現在は、ラトビア建築博物館になっている。
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ここをくぐると幸せになると言われていて、新婚カップルの聖地
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未婚の商人たちの集会所だったが、現在は歴史博物館
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あずき色は「民族の独立のために流された血」を、白は「栄誉と信頼」を表す
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ベリータルトを紙袋に入れようとするので、慌てて箱をお願いする
市内観光は最大1時間半までと決めていたので、ケーキとコーヒーは空港に戻ったら食べることにする。
帰りもBoltを呼び、空港まで送ってもらう。
ドライバーは、また若いお兄さん。
今度はずっと携帯を触りながらの運転。
たまたまなのか、行きも帰りも、運転マナーが今一つ信用ならない。
それでも、素早く空港に着き、次の乗り換えの飛行機にも充分間に合った。
こうしてみると、思い切ってリガの街に出てみて良かった!
そうそう来ることもないだろうから・・・
リガからリトアニアの首都ビュリニュスまで40分ほど。
飛行機は空いていて、3人席を2人で使う。
次のリトアニアは、バルト三国で最後の国。
実は、一番行きたかった国なので、期待が高まる!
(続く)
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