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猫目線の被災地支援

石川県から猫が搬送されてくる。
そんな言葉を封書の文面に見かけた。

昨年立ち上げの際、
クラウドファンディングで支援した
保護猫シェルターの運営団体。
1年を経過し、新たな追加支援を募る封書が
手元に届いていた。その中の文面だった。

先日、
地元に出来た保護犬保護猫シェルターでの
お世話係を始めたばかりだが、
自身の経験値が少なすぎて戸惑ってしまった。
更にはタブレットへの入力に抵抗感があり、 
ボランティアに行く足が遠のいている。

そんな中、
一歩先を行く東京のシェルターのレポートに
色々と参考となる情報が掲載されていた。
保護シェルターの運営も、色々だ。
ボランティアにどこまで求めているのか、
そしてどこまで関われるのだろうか。

他にも、毎月の支援をしている団体がある。
自走型を掲げ、行政とうまく連携して
保護猫の看取りまでできる施設の建設を目指して
クラウドファンディングを立ち上げたらしい。
そしてそちらの団体も、
能登半島へ支援の車を走らせている。

被災したのは
人間だけじゃニャイ。

地域で見守られている猫たちも
様々な事情でそこにいる。

我が家は猫を飼う事ができないので
寄附で保護猫活動を応援しているが
地域でのびのびと、そして逞しく
生きる猫のことも応援している。
気候変動の激しい日々に
猫生を全うできる猫は少ないが、
見守りやお世話をライフワークにする
優しいコミュニティが
わずかながらそれをアシストしている。

我が事としての
猫活と
被災猫の保護活動。

保護猫団体があちこちから
手と足を伸ばしている。

譲渡会で、活動費をカンパしたり
活動内容を知って応援したり、
被災猫はやむなく住まいと飼い主と別れ
新天地で生きて行く。


人は、どうか。
住まう地域を再建して
住み続けたいと願うだろう。

生きようとする日々に
正解も間違いもない。
できる事をする
事実だけが積み重なり
行きたいところへきっと
辿り着くことができる。


私は
人と猫が穏やかに
すまう地域で共生できる未来に
辿り着きたい。

※後日、クラウドファンディングからの
お知らせが届きました。
石川県から保護されてきた猫の一匹に
終生の家族との御縁ができたそうです。



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