【ピッチの外のエスパルスVol.3】宮本航汰選手インタビュー
エスパルスの監督・選手のプライベートをざっくばらんにお伝えする企画が「すろーかる」にてスタート。誌面では伝えきれなかった内容をご紹介します。第3回は、静岡出身の宮本選手!
現在一人暮らしをしている宮本選手。料理はしますか?
あ、全然してないです(笑)
——掴んだ情報だと料理人になりたかったそうですね!
なんか言ってましたね。そうです。両親が共働きだったんで、 基本的におばあちゃんが夜ご飯を作ってくれて、その手伝いする機会がやっぱ多かったんでちっちゃい頃はそうっすね、そういう夢があったっす。
いつからサッカーを始められました?
僕は幼稚園の年中です。プロを意識したのは高校くらいですかね。明確になりたいと思ったのは高校1,2年くらいですね。
——小さい頃、憧れた選手はいますか?
バルセロナのシャビ選手、あとリヴァプールのジェラード選手ですかね。父親が元々野球をやっていてサッカーのことは全くだったんですけど、熱心に応援してくれる人だったんで、WOWOWにも入ってくれて、朝、 海外サッカーを見てました。昔は確か『サッカー小僧』っていう雑誌があったんですけど、それをよく買って勉強してくれていました。たしかバルセロナの試合を多く見てました。
——最初から海外のサッカーを見ていたんですね。
そうですね。逆にエスパルスとかあんま見てなくて。でもエスパルスが小学校に無料チケットを配布してたので、それで行ったりしていました。すごかったです!家が三保なんすけど、日本平から結構離れてるんですけど、応援の声が聞こえてきました。
学生時代は どういう子だったか教えてください。小学生から順を追ってお願いします!
小学生の時はとにかく走ってた感じです(笑)。鬼ごっこしながら帰っていました。スポ少には月水金で行っていました。
——もうその頃から他の子たちと比べてうまいなっていう感じはあったんですか?
勘違いはしていたと思います(笑)。 他の子たちよりやれるっていうのがあって、全然余裕まではいかないですけど。まあ、調子に乗ってたというか、そういう時があったんですけど、小学校の時に県トレセンに落ちて…
——そういう挫折はありますもんね…中学時代は?
中学は静かでしたね。エスパルスのジュニアユースに入ったので、そこから大体サッカーに絞られて。エスパルスから、「エンブレムを背負っていることを忘れるな」って強く言われてました。監督がめちゃくちゃ怖かったです。
——そうなんですか。監督はどなたでした?
横山さんです。
(この頃から既にエンブレムに対するリスペクトがあったんですね!)
——中学時代、好きな教科はありました?
数学と社会は好きでした。高校では日本史とか歴史系が好きでした。キングダムが好きだったので。
——何時代が1番好きですか?
そこまでは(笑)。
——高校時代はどんな感じでしたか?
もっと陰キャっす。
——そうなんですか!?
休み時間ずっと寝てたり。より注目度が上がってきて。高校行って部活入ってなくてエスパルスでやってますってなると。
——もうその頃はアンダーで選ばれていますよね。
そうですね。
——じゃあ、モテました?
いや…汗
——全否定しない感じは…!(笑)
(きっと学生時代も女子から人気だったのでしょうね💞)
——授業は出れていたんですか?
それがアンダーの方行っちゃうんで、ほぼ1ヶ月いないとかありました。僕、清水西高だったんですけど、僕の2個上に石毛選手(現:ガンバ大阪)がいて。石毛選手はもっと忙しかったんです。でも学校が融通をきかせてくれました。そういうのに柔軟に対応してくれることと、女子の数が多いっていうことでその高校に決めました(笑)。
——監督も言ってくれてますもんね。きっかけはなんでもいいって。イケメンを見に行くとかでもいいしっておっしゃてましたもん。(詳しくはすろーかる5月号の「ピッチの外のエスパルス」をチェック!)
突然ですが占いって信じます?
(私が占い好きなのでちょっと聞いてみました(笑))
朝の占いは見ないようにしてるんです。ダメだった時嫌なんで。
——占いを個人的に見てもらいに行ったことはあります?
ないです。でもおみくじはやるっす。それこそ毎年浅間神社行くんですけど、結構当たります。
——ちなみに朝は得意ですか。早起きしますか?
早いです。
——何時ぐらいに起きます?
6時15分ぐらいに起きて、そのまま家出て実家でご飯食べて、7時半過ぎくらいにクラブハウス着いています。9時45分ぐらいからミーティングがあるんで、それまでに準備してればいい感じなんで。
(広報の河原さん)1番早くないですか?
まあまあ早い方っすね。2、3人目とか。
——真面目なんですね。
なんか焦ってバタバタしたくないんです。
——余裕を持って行動されるタイプですね。夜は何時ぐらいに寝るんですか。
僕は10時過ぎくらいにベッドついて、そっからYouTube見ながら眠くなったらそのまま寝ちゃったり。
——最近見てるYouTubeはなんですか。
8月にまだ行けるかわかんないですけど、貴士くんが「ライブ 行こうよ!」って言ってくれたので、最近はずっとそのアーティストの曲を流してます。
(取材時5月末で、まだまだライブは先ですが、もうすでに気持ちをつくり準備万端!)
試合前に音楽を聞く宮本選手。ほかにやっているルーティンを聞いてみました。
スタジアムに着いたら絶対シャワーを浴びます。体をあっためてからストレッチしたいなと思ったのが理由で。
——アイスタのピッチはどうですか?
いいです。めちゃくちゃいい。今年やばいです!
——それもあって、ホームは負けなしなんですね。(取材時5月末)
そうだと思います!
好きなテレビ番組はあります?そもそもテレビはよく見る方ですか?
ちっちゃい頃はよく見てました。
——これは毎週見てたっていう番組はありますか。
なんだろうな。『めちゃイケ』とか?めっちゃ面白くなかったですか。
——めっちゃ面白かったですよね。その中でも特に好きだったものはありますか?
色々あったっす。シンクロみたいな恰好をして鼻つまんで味覚を試すゲームとか、円になってやるゲームとか、めちゃギントンとかオカザイルとか。
——ドラマは見ないですか?
ドラマも見てました。『ブザービート』とか!あと高校時代にタイムスリップするやつです。
——あ、『プロポーズ大作戦』ですね。名作ですね。
あれはやばかった。
——なるほど。じゃあ山Pが好きなんですね。
確かに(笑)。
(宮本選手も青春ドラマに夢中になっていた時期があったんですね。私もこのドラマ大好きでした!)
——アイドルにハマったことはないですか。
いやーないっす。
——好きな女優さんとかは?
今は堀田真由さんが好きなんです。顔が好きっす。
(綺麗な女優さんですね✨宮本選手推しの方は要チェックですよ!)
すろーかる本誌では乾選手とのエピソードをたくさん話してくださいましたが、初めて会った時はどんな感じだったんでしょうか。
僕コロナだったんで貴士くんが合流した時いなくて。
——高校入学の時と一緒ですね。(高校入学時のエピソードはすろーかる7月号でチェック!)
そうなんですよ。緊張したっすね。
——ですよね、みんなもう合流して関係ができたりしていて。
なんなんなら仲良く喋ってる。自分より年下の選手がすっげえぐいぐい行ってるからいいなって思いました。
ここで広報部の西部さんがご登場!
(西部さん)雰囲気いいね。おいしそう。あれ?終わったの?(笑)。
(ここからは西部さんとのトークもちょこっとお披露目。)
すろーかる7月号でも触れた霊感エピソード。それには続きがあるんです!
実家の2階が3部屋あるんすよ。みんなで寝る部屋と子供部屋と和室。その子供部屋が怖すぎて。
(西部さん)そう感じるってことはやっぱいるんじゃない?
今まではみんなで川の字じゃないですけど、家族全員で寝てたんすけど、中学生くらいから子ども部屋で兄弟3人で寝るようになって。それから姉ちゃんが大学行って、兄ちゃんが大学行って、その後自分が一人になって。それがバカ怖くて。自分の枕元にテレビがあるんです。アナログテレビ。それがいきなり砂嵐になって。
——怖い!!!
(西部さん)いるじゃん。
それがあったのが、もうほんと怖くて。
(西部さん)テレビが古かったんじゃない?
リモコンとか全然なかったんすよ。まじで怖い。あと俺の兄ちゃんは金縛りにあったことがあって。
(西部さん)あー金縛り。俺もあった。何回もあった。
金縛りってなんか疲れみたいに言うじゃないですか。(兄ちゃんが)なんか上に乗ってたとか言うんですよ。
(西部さん)それ俺もある。
見たんすか?
(西部さん)重いみたいな。(以前は)金縛りにめっちゃあっていました。メンタル的にやられていただけだと思うけど。多分もう 毎日やられてたから
(笑)。
(正直霊感トークでこんなに盛り上がるとは思わずびっくりでした!西部さん、今はゆっくり寝れているのでしょうか(笑)。)
学生時代からモテモテな宮本選手。初恋はいつだったのでしょうか!
初恋ってどっからっすかね。
(西部さん)どうなの。好き好きって感情が芽生えたら初恋?
じゃあ幼稚園の年長の時ですかね。
——かわいらしい!初めて彼女ができたのは?
でも、最初とかあれっすよ。別に付き合ってるか付き合ってないかわかんない感じ。「好きです」「好きです」みたいな感じはー小学校6年生です。
——早い!
(こんな初恋について聞けるなんて…嫌な顔せず何でも答えてくださる宮本選手に感謝。)
最近感動したことはありますか?
なんかすげえなって思ったのは今日(取材日)なんですけど。僕、元々権田選手と東京でトレーニングを一緒にやっていて、今まで連戦だったんで、大体月1でしか行くことができなくて。権田選手がある程度(トレーニング内容を)知ってるから静岡で一緒にやりませんかみたいな感じで、今日の午後、一緒にやってたんすけど権田選手だけでなく貴士くんも来て。
(西部さん)見てた上から、すげえ3人だなと思った。
冷静に考えて、上2人の日本代表の経験をしてるすごい人たちが練習に付き合ってくれるってすげえなと。別に自分のために付き合ってくれたとかじゃないですがなんていうか…
(西部さん)そこに興味があるっていうかね。
その歳になってもやっぱまだ上手くなりたい、これで良くなるんだったら全然やるわ、みたいな感じで。
——すごくいい話ですね。
今日、もう言ったすもん。「すごいっすね」「2人と練習できて幸せっすわ」って。
(いつまでも向上心を忘れない皆さんの姿は眩しいです…✨)
——友人も多いそうで!
多くないっすよ。
——いやいや~
おれ狭く深くな感じ。
(西部さん)そういえば航汰を悪く言う人はいないです。本当にいないで
す。お世辞抜きに。多分ずっとこうだから。あんま裏表もないし。本当に航汰は変わんないです。.…感動した?これ最近感動したこと?(笑)。
最後に、サポーターに向けてメッセージをお願いします!
いつも応援してくださりありがとうございます。昨年、悔しい思いをして、今年は何が何でも昇格したいっていう気持ちが、僕らもそうですし、サポーターの皆さんもそう強く願っていると思うので、その期待に応えられるよう、J1昇格っていう結果を出せるよう、僕らも日々の練習から頑張っていきますので、戦う場所というか、その1人1人が立つ場所は違いますけど、一緒に1つになって 応援であったり、戦ってくれたら嬉しいです。今年は絶対に昇格しましょう!
プライベートの取材はあまり受けたことがないという宮本選手。「言葉選びって難しいな…」と突っ込んだ質問にも悩みながらも快く答えてくださいました。そんな優しい宮本選手、長い時間、取材にご協力いただきありがとうございました!
宮本選手のサイン入りすろーかる7月号をプレゼント!以下のGoogleフォームからご応募ください!〆切7月31日(水)
https://docs.google.com/forms/d/1EWbPQx130gb_PFuVy-b7Jt8TXrA493q1rd0c-by4r7E/edit