YouTubeの字幕機能は果たして使えるのか?
YouTube には「字幕」を自動的につけてくれる機能がありますが、意外と使っておられない方が多く、オリジナルの字幕をつけられているYouTuber が多いような気がします。
その理由として、考えられるのは、自動的に生成される字幕には誤字表記が多く、実際のところ「これは使えない」ということで、自前で字幕を追加して編集されてるのかなと推測しています。
ミュージックビデオの場合、自動的に歌詞を字幕生成してくれるのですが、これがなかなか意味不明だったりします。
なので、もしこの機能を使うのであれば、YouTube管理画面内で「字幕編集」をする必要がでてきます。
例えば、米津玄師の「Pale Blue」という曲
これって、字幕の操作ボタンがデフォルトで設定されていると思うので、あなたの画面でも字幕表示されてるはずです。
このMV、正確に歌詞を表示しているということは、多分ですが「字幕編集」がなされているのだとと予想できます。
ヴォーカルが入っているミュージックビデオは、自動的に歌詞を聴きとって、その内容を字幕表示する仕組みなのかと思いますが、クセの強い歌い方の人の曲は、デフォルトではうまく表示されないことが多いです。
実は、わたしもYouTubeショートで既成の音楽をBGMにすることができる機能があり、「iri」というアーティストの「ナイトグルーヴ」という曲をつけたのですが、字幕が自動的にでてきて、意味不明の文字列が並んでいたので、こりゃイカンということで「字幕編集」をしました。正直、これなかなか大変です。
歌詞が流れるタイミングはYouTubeが自動的にその箇所を認識して、字幕ブロックを作ってくれているので、その字幕ブロック内に自動的に入力された歌詞テキストを修正していけば、正確な表示になります。
具体的にどうしたかと言うと、まずスマホでApple Musicを開いて、iriの「ナイトグルーヴ」を歌詞表示しながら流します。その歌詞をみながら、YouTubeショートの管理画面の「字幕」編集画面内のテキストを修正していきました。
苦労の末、ようやく完成した字幕付き15秒動画です。ホントはここまでせず単に「字幕なし」でいいんですが、なんとかこの機能がつかえないかと、時間をかけて修正してみました。
苦労のおかげもあって、自分でミュージックビデオを制作したとき、この「字幕編集」の技術が役に立ちました。
YouTube画面の下にある字幕ボタン(一番左)をクリックすれば字幕表示されると思います。