米津玄師/隠れた名曲10選
「Lemon」以降の米津玄師の楽曲
「Lemon」(2018年8thシングルとしてリリース)以降の米津玄師の楽曲は、商業性と芸術性の絶妙なバランスの上に成立している。シングルリリースされミュージックビデオが制作されるような曲は、ほぼといっていいほどタイアップがついてるため、タイアップ先のスポンサーの意向も多少は反映されているはず。なのにそのわりには、単に売れることだけを目指した曲とは全くアプローチが異なる米津玄師テイストが常に維持されている。このクオリティは圧巻で、2018年以降リリースしたシングルはどれひとつとってはずれがない「完璧な楽曲」だと個人的には思っている。
具体的には、
実際の動画はほぼすべてYouTubeで公開中。
このラインナップを見ただけでも、米津玄師がとんでもなく幅広くスケール感のあるアーティストであることは納得できる。このクオリティの楽曲を6年間リリースしつづける精神力と創造性は常人の域を超えている。1991年生まれ、今年33歳の天才アーティストはまさに現在のJ-POPの王者なのかもしれない。
Official髭男dism(藤原聡)も、King Gnu(常田大希)も、Mrs. GREEN APPLE(大森元貴)も、藤井風も、Vaundyもすばらしいアーティストだと思うが、米津玄師の2009年、ボカロ時代からの音楽活動のヴォリュームとクオリティが、J-POPに与えた影響はかなり大きいのが現実だ。もちろん、「BUMP OF CHICKEN」や「RADWIMPS」という偉大なる先駆者たちを継承しているわけだが。
「Lemon」以前の米津玄師の楽曲
「Lemon」(2018)以前の米津玄師の楽曲にも
多くのタイアップ曲がある。
しかし、米津玄師の楽曲を深く探っていくと、こうした有名な楽曲の背後にとてつもなく幅広い多面性を持つ斬新な楽曲がたくさんあることをご存じでしょうか?
米津玄師のプロデュースワーク
上にあげた曲だけでも十分凄いとは思うのですが、筆者はボカロ時代のハチ名義も含めて、米津玄師名義の作品はほぼ全曲聴きました。
もちろん、
「パプリカ」(Foorin), 「カイト」(嵐)
「まちがいさがし」(菅田将暉)や
中田ヤスタカによる「NANIMONO ( feat. 米津玄師 )」DAOKO × 米津玄師「打上花火」なども含めて、
ほぼすべての曲を。
米津玄師の全アルバム
米津玄師の楽曲のすべては、各アルバムのクロスフェード動画がYouTubeに公開されているので無料でさわりだけ聴くことができます。あとはどれかの有料音楽サブスクリプションに登録している人は全曲聴けるはずです。
米津玄師の発表したアルバムは、
▼ハチ名義
ハチ1st『花束と水葬』
ハチ2nd『OFFICIAL ORANGE』
▼米津玄師名義のアルバム
1st『diorama』(2012)
2nd『YANKEE』(2013)
3rd『Bremen』(2015)
4th『BOOTLEG』(2017)
5th『STRAY SHEEP』(2020)
6th『LOST CORNER』(2024)
となかなかの数の楽曲を発表している。
ミュージックビデオも多く、ハチ時代のMVもYouTubeでかなり公開されている。
ということで、ようやく本題です。
米津玄師/隠れた名曲10選
以下の10曲です。
「Nighthawks」以降はミュージックビデオがないので、サブスクで聴くしかありませんが、一応、Spotifyの埋め込みリンクと、YouTubeプレミアム会員の方向けに音声動画をリンクしておきます。
「サンタマリア」1stアルバム収録
「MAD HEAD LOVE」2ndアルバム収録
「アンビリーバーズ」2ndアルバム収録
「死神」6thアルバム「LOST CORNER」収録
「Nighthawks」4thアルバム収録
「しとど晴天大迷惑」2ndアルバム収録
「ホラ吹き猫野郎」2ndアルバム収録
「Neon Sign」3rdアルバム収録
「シンデレラグレイ」3rdアルバム収録
「Blue Jasmine」3rdアルバム収録
こうした米津玄師の隠れた名曲を聴くことにより、米津玄師のアーティストとしての多様性に驚かされる人も多いかと思います。GAUCHO @slowbreath(初稿:2024年7月16日)
実際の動画はすべてYouTubeで公開中。
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