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脳内リセット

新しい歌詞ができたので、ご紹介しておきます。
多くのsunoクリエイターは

歌詞は生成AIにつくってもらう

というわけのわからないのことを言ってますが、歌詞こそ楽曲のコアな部分になるわけで、それを生成AIに任せるという発想自体、音楽を理解してないなと思う。生成AIでつくられた歌詞はそれなりの雰囲気は出てるけど、どこかで聴いたことのあるフレーズの組み合わせが多いので、何回か聴いてるとすぐ飽きてしまいます。

あと、メロディと歌詞とのバランスは生成AIがコントロールしているわけで、歌詞が陳腐だと曲もメロディも同じく陳腐なものになったしまいがちです。要する文字情報をAIに委ねると楽曲の次元は、標準以上にはならないということです。

わたしの考え方は、あくまで歌詞は楽曲の魂のようなものであり、楽曲制作者が本来、伝えたいことであり、その部分をAIにまかせてしまった音楽は魅力がないということです。「歌詞くらい自分で考えろよ」と個人的には思ってます。

音楽生成AIの凄いところは、世界中の楽曲のメロディ、ハーモニー、コーラス、コード進行などを学習して蓄積し、ヒトが入力したプロンプトによってその音楽のスタイルを提案してくれるところです。

そのプロセスにおいて歌詞が重要な役割を果たしていることに気がついてる人はまだ少ないと思います。

わたしは2曲アナログで作詞して、10パターンづつ楽曲をsuno出力してみましたが、音楽スタイルと歌詞がマッチしないといい曲にならないことがわかりました。歌詞にあった音楽スタイルはある程度、しぼられてくるものです。

わたしの場合、わりとメッセージ性が強い歌詞なので、それを伝えやすくするため、90年代ラップとかヒップホップテイストの曲に仕上がりがちです。

その組み合わせはプロンプトを入力する音楽クリエイターが創りだすわけで、プロンプトクリエイターこそ編曲家であり、その楽曲をコントロールするプロデューサーという位置づけになります。つまり、

① Claudeなどの生成AIで歌詞を量産
② sunoに作曲してもらいいろんなパターンの曲を量産
③ YouTubeでsunoが出力するMVを限りなく量産して公開

そんなことは誰でも思いつくわけで、そこにはなんの差別化もうまれる余地はない。何人かのsunoクリエイターの曲を聴いてみたが、全く心に響かなかった。それは歌詞が原因だということです。

音楽を50年聴いてきた人間からすると、この音楽生成AIの普及は音楽をやったことのない人に音楽制作の機会を与えることができるけど、その中からどれだけの曲が歴史とヒトの心に残るのかは、制作者の魂が入っているかどうかというもっともアナログ的な部分に帰結すると、個人的には思います。

過去のSUNO公開アーカイブ



脳内リセット

熟睡して目覚めた朝
全てのノイズは消えており
頭の中はスッキリだ
こういう時にこそ
いいアイデアが降りてくる

ノイズの中で生きていると
見えなくなってしまったものがある
それが何なのかさえもわからない
自分が見失っているものを
誰が教えてくれるのか

熟睡して目覚めた朝
私は散歩に出かけた
朝の6時は平和な時間だ
歩いていると
様々なものが見えてくる

投げ捨てられたペットボトル
無残に捨てられたマスク
ビールの空き缶
始末されてないペットの忘れもの

忘れられてしまったものがある
それは道徳なのか倫理なのか
いずれにしても
我々は多くことを忘れている
それはスマホのせいなのかもしれない

スマホを覗けば世界が拡張する
そこには自分の求めているものが
全て存在している
そんな錯覚に陥っているのに
我々はなぜスマホをみてしまうのか

歩きスマホはもちろん良くない
そんなことは子供でも知っている
しかし大人は歩きながらスマホを見てしまう
そこに一体何があるって言うんだ

多くの人が自分がスマホ中毒だ
という認識はない
しかし我々はすでにスマホなしでは
生きられない
我々はスマホに支配されている

スティーブジョブスが
iPhone を創り上げたときから
世界は大きく変わった
天才が作り出した小さなデバイスは
社会システムを変えてしまった

手の中にある小型端末
コミュニケーションをはじめ
全てがそこにある
そりゃーはこんなもん手放せないさ

人は効率を求める
便利な方がいいと思い込んでいる
スマホがない時代を知らない世代は
昔の人はどうやって待ち合わせ
してたのかと浅はかな疑問を抱く

スマホがなくてもすべては成立する
もし明日 電気がなくなったらどうする
スマホが充電できない地獄に耐えれるのか

そんなことなど考えていない
ただ今が楽しければいい
そういう人間が増えてしまった
悲しいことだがそれが事実だ

人に迷惑はかかろうが
自分さえよければいい
そういった考えが社会を滅ぼす
壊れているのは人のココロだ

どうしてそうなってしまったのか
なぜ人は効率を求め
時間を短縮しようとする
一体何のための効率なのか

短縮された時間で何がしたいのか
そんなことなど最初から考えていない
ただ単にそういうものだと
思いこまされている
それが問題の根本原因だ


我々が失ってしまったもの
それが何なのか
もうそろそろ気づかないと
地球が終わってしまう

全ては生きている前提での考えだ
しかし人生には制限時間がある

あなたの楽しい時間が
誰かの犠牲の上に
成り立っていることを
知ることは辛いかもしれない

しかし誰かの地獄のおかげで
我々の生活は成り立っている
そのことを理解しなければならない

世界の構造を知ることは
自分を知ることなのだ

2024.09.06  作詞:GAUCHO/AIBREW


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GAUCHO(ガウチョ)
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