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ハロウィンと言えばかぼちゃ!しかしこれには深い物語が…
みなさんこんにちは!農家支援のすろーべぃすです。
今日は ”ハロウィンとかぼちゃ” について発信していきます!
秋の野菜に関する記事は、一旦この記事で最後です。
ちなみに、今回のバナーはAIで作ってみました (^-^)v
・青パパイヤ :10/7 (月)
・里芋 :10/10(木)
・白菜 :10/14(月)
・さつまいも :10/17(木)
・ごぼう :10/21(月)
・レンコン :10/24(木)
・かぼちゃ① :10/28(月)
・かぼちゃ② :10/30(水)
➡当日アップだとハロウィン終わっちゃうので予定より1日前倒しで(笑)
かぼちゃに関する記事といっても、
今日はハロウィンなので、
「ハロウィンとかぼちゃ」をテーマに紹介します!
ハロウィンの象徴として知られるかぼちゃの
ランタン「ジャック・オー・ランタン」は、
実は元々カブを使用していました。
アメリカに渡ったアイルランド移民が、
現地で豊富に生産されていたかぼちゃを代用したことで、
現在のハロウィンとかぼちゃの結びつきが生まれました。
カボチャの生産が盛んな国「アメリカ」
アメリカでのカボチャの普及は、
ヨーロッパからの入植者によって大きく進展したそうです。
先住民は紀元前8000年から6000年頃に
メソアメリカでカボチャを栽培化し、
その後北米全域に広めましたとのこと。
彼らは「三姉妹農法」と呼ばれる方法で、
カボチャをトウモロコシやインゲンマメと一緒に栽培していました。
実はこの方法は、カボチャの広がる葉が地面を覆い、
湿度を保ち、雑草を抑制する効果があります!
16世紀以降では、ヨーロッパからの入植者がアメリカに到着すると、
彼らは先住民からカボチャ栽培を学び、
自らの食文化に取り入れていきました。
特に、ニューイングランド地方の入植者たちは、
厳しい冬を乗り越えるための貴重な食料源としてカボチャを重宝しました。
19世紀になると、ハロウィンの伝統とともに
カボチャの新たな用途が生まれました。
アイルランドからの移民が持ち込んだ
ジャック・オー・ランタンの習慣が、
アメリカで豊富に生産されていたカボチャと結びつき、
ハロウィンの象徴として定着していったんです。
今のアメリカではカボチャ生産が盛んで、
特にイリノイ州、インディアナ州、オハイオ州などの
中西部が主要な生産地となっています。
ハロウィンシーズンには、装飾用や料理用のカボチャの需要が急増し、
カボチャ畑の観光やカボチャ狩りなどのイベントも人気を集めています。
こんな感じで、アメリカでのカボチャ普及は
先住民の伝統的な農法から始まり、
入植者の食文化への適応をして、
そしてハロウィンという新たな文化を取り入れて、
現代の農業や季節行事の重要な一部となっているのです!
ジャック・オー・ランタンの物語
ジャック・オー・ランタンの物語は、
アイルランドの民間伝承に由来する逸話です。
この物語の主人公ジャックは、
酒飲みで狡猾な性格の持ち主でした。
ある晩、ジャックは悪魔と出会い、
巧みな話術で悪魔を騙します。
ジャックは悪魔に、自分の魂を10年間取らないという
約束をさせることに成功します。
10年後、再び現れた悪魔をジャックは再度騙し、
今度は永遠に自分の魂を取らないという約束を取り付けます。
しかし、ジャックが死んだとき、
彼の悪行のせいで天国に入ることを拒否されます。
一方で、悪魔との約束により地獄にも入れません。
行き場を失ったジャックは、
永遠に地上を彷徨うことを余儀なくされます。
悪魔は哀れに思い、ジャックに地獄の炎の一部を与えます。
ジャックはその炎をカブ(ルタバガ)の中に入れ、
自分の道を照らすランタンとして使いました。
このカブのランタンが、
後に**「ジャック・オー・ランタン」**と呼ばれるようになります。
アイルランドからアメリカに移住した人々は、
この伝説を持ち込みました。
アメリカではカブの代わりにカボチャが豊富にあったため、
カボチャを使ってランタンを作るようになりました。
これがハロウィンでカボチャのランタンが使われる由来となっています!
ジャック・オー・ランタンは、悪霊を追い払い、
家を守るお守りとしての役割も持つようになりました。
この伝統は、古代ケルト人の祭礼「サウィン」における
悪霊退散の習慣とも結びつき、ハロウィンの重要な要素となるんです。
ハロウィンカラーの意味は?
ハロウィンには特徴的な色使いがあり、
それぞれの色に象徴的な意味が込められています。
以下はハロウィンの主要な色とその意味です。
オレンジ:
秋の収穫や太陽の恵みを象徴
かぼちゃや落ち葉など、秋の自然を表現
魔除けの意味も持つ
黒:
夜や闇、死を表す
魔女やコウモリ、黒猫などのシンボルカラー
冬の到来や霊界との境界を象徴
紫:
魔法や神秘性を表現
月明かりの夜空や超自然的な力を象徴
王族や貴族の色としても使用
白:
お化けやガイコツを表現
霊や死者のイメージを象徴
緑:
欧米では毒や怪物を象徴
魔女の薬や未知の生物のイメージ
赤:
血や危険を表現
恐ろしさや警告の意味を持つ
これらの色は、ハロウィンの装飾や仮装、
お菓子のパッケージなどに広く使用され、
この季節特有の雰囲気を演出しています。
色の組み合わせによって、楽しさや不気味さ、
神秘性などさまざまな感情を喚起し、ハロウィンの魅力を高めています!
みなさん、ハロウィン×かぼちゃの記事はいかがでしたか?
そして、ハロウィンの思い出を語るときは、
是非この記事の内容も思い出してください^^
来月からはいつもお世話になっている
「餅田農園」さんについて紹介していきます!
まだ日本でも知る人ぞ知る野菜になる、
青パパイヤを扱う農家さんです。
来月は11月7日(木)に投稿予定なので、
お楽しみに!