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米国グリーンカード(永住権)の抽選に申し込んでみた

「アメリカでの新しい生活が始まるかも?」そんな期待と共に、私は米国グリーンカードの抽選に申し込んでみました。毎年何十万人もの人が参加するこの抽選は、夢のようなチャンスを提供してくれますが、その当選確率は決して高くはありません。それでも「やらないで後悔するより、まずは挑戦してみよう」と決心し、ドキドキしながらエントリーフォームを送信しました。

この記事では、グリーンカード抽選の手順や、応募までの流れ、私が感じたことや気をつけたポイントについて詳しくシェアしていきます。初めて申し込む方には役立つ情報がたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください!


米国グリーンカードプログラムとは


米国グリーンカード抽選プログラム(DVプログラム、Diversity Visa Program)は、米国政府が毎年実施している移民ビザ(グリーンカード)を抽選で配布するプログラムです。このプログラムは、米国に移民が少ない国々からの多様な移民を増やすことを目的としています。

1. プログラムの概要

米国政府は毎年およそ55,000件のグリーンカード(永住権)をDVプログラムを通じて抽選で配布します。このプログラムは、特定の国からの移民の多様化を図るため、過去5年間に米国に多くの移民を送り出していない国の出身者が対象となります。

2. 応募資格

応募資格にはいくつかの基準があります。

  • 国籍: 出身国が、対象となる国リストに含まれている必要があります。出身国は通常、応募者が生まれた国に基づきます。たとえば、インドや中国のような、移民の多い国の出身者は抽選プログラムの対象外です。

  • 学歴または職歴: 少なくとも高卒(12年間の小中高の教育を修了している)であるか、応募時点で少なくとも2年以上の専門的な職務経験が求められます。これにより、米国に移住後も仕事を持ちやすい人々が選ばれるようになっています。

3. 応募の流れ

  • エントリー期間: グリーンカード抽選プログラムの応募は毎年、通常10月から11月の間にオンラインで受け付けられます。応募は無料で、専用のウェブサイト(米国国務省の公式サイト)からのみ行えます。

  • オンライン応募: 応募者は、氏名や生年月日、居住国、教育歴、配偶者や子供の情報など、基本的な個人情報を提供する必要があります。正確であることが重要で、誤った情報や複数回の応募は失格の原因となります。

  • 確認番号の取得: 応募が完了すると、確認番号が発行されます。この番号を使用して、後日、抽選結果を確認できます。

4. 抽選結果の確認

抽選結果は、通常翌年の5月にオンラインで発表されます。確認番号を使用して、抽選に当選したかどうかを確認できます。当選者には米国の大使館や領事館でのビザ手続きが案内されます。

5. 当選後のプロセス

当選した場合、ビザ申請に必要な書類を提出し、面接を受ける必要があります。すべての書類が整い、面接が成功すると、グリーンカード(移民ビザ)が発行され、米国に合法的に永住できる権利が与えられます。ただし、当選者すべてが最終的にビザを取得できるわけではなく、最終的な審査も必要です。

6. 注意点

  • 詐欺に注意: グリーンカード抽選は無料で行われるため、手数料を請求する第三者サービスや詐欺サイトに注意する必要があります。

  • 期限厳守: 応募やビザ申請のプロセスには厳格な期限があります。応募時や、当選後のビザ申請で、時間を守ることが重要です。

7. 当選確率

当選確率は地域や国ごとに異なり、数百万件の応募がある中から55,000人のみが選ばれるため、競争率は非常に高いです。ただし、誰でも応募できるシンプルなプロセスなので、多くの人が夢を抱いて挑戦しています。


DV2026の情報

応募条件

以下のページから確認できます。

日本語訳にして抜粋してみると、以下の感じになりました。

高等学校教育:高等学校教育とは、米国の 12 年間のコースに相当する、初等および中等教育の正式なコースを修了したことを意味します。正式な学習コースのみがこの要件を満たしており、同等の証明書 (GED など) は受け入れられません。

職務経験:職務経験で資格を得る場合は、米国労働省の定義により、職業ゾーン 4 または 5 として指定され、特定職業準備 (SVP) 評価 7.0 以上に分類される、少なくとも 2 年間のトレーニングまたは経験を必要とする職業で、過去 5 年間に 2 年間の経験を積んでいる必要があります。


DV2026も応募条件は変わらず、高校卒業か職業経験2年のどちらかを満たしている必要があります。


ビザ申請の流れ

以下のページを一読すると流れがわかります。


流れは大きく10つのステップがあります。ただ、ステップ3以降は当選した場合のみの流れなので、ステップ2まで読んでいれば問題なさそうです。

流れの抜粋画像


また、申し込みには写真が必要になるので以下のページで要件を確認してみてください

取った写真はこちらの公式サイトでも紹介されている加工ツールを使うのが良いでしょう


申し込みページ

以下から申し込むことができます。準備ができたら以下ページから申し込みを行ってみましょう。

https://dvprogram.state.gov/

記載内容については以下のサイトが参考になります。

当選結果は以下ページから確認できます。

https://dvprogram.state.gov/ESC/Default.aspx



以下はアメリカ大使館のビザ課のXアカウントになります。
毎年申し込みの時期などを知らせてくれたり有用な情報などを共有してくれるので、フォローしておくのがおすすめです。


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