オリ背イベリベンジによせて 〜6月、1度目のオリ背のすべて〜
僕が、最初に、全力になった、おもいで。
2021年6月8日(火)〜14日(月)、私はIRIAMで開催される『オリジナル背景を作ろう!』(以下オリ背)というイベントにはじめて参加しました。バナイベにも上手く熱が入らなかった僕が、はじめて夢中になれたイベント。蓋を開いてみたら、想定外ばかり。でも、それがより僕をわくわくさせた1週間。
今日は、そんな僕の思い出を、書き綴っていこうかな。
あの頃の思い出が、一生消え褪せないように。
5月31日 『僕、暇さえあれば配信するよ』
『自分の作った背景で、配信してみたい』
そんな思い出を叶えようと思った6月。
つい先月までバナイベの紹介ページに50位までしか載らなかった、そんな時期です。
僕はどうすればオリ背の夢を勝ち取ることができるのか?色々考えたけど、経験が浅い僕はやり方がよくわからなくて。迷ってたんです。
悩み悩んだ末に思いついたのは、『6月に暇さえあれば配信をして、オリ背で入賞し、さらに配信時間アワードで受賞される』こと。
毎月優秀な配信をおこなった配信者に賞が送られる『MONTHLY IRIAM AWARD』。現在はバッジ獲得数合計とギフト合計の多い10名に賞が贈られていますが、この頃は、
1ヶ月でのスター獲得数合計
1ヶ月での配信時間合計
急上昇ライバー(その1ヶ月で大きな成長を遂げたライバー。詳細は割愛)
が優れた上位10名にも賞が贈られていました(トロフィーはないけど)。そこで、私は配信時間を増やすことによって背景イベで有利になりつつ、アワードでも受賞を勝ち取りたい、と考えたのです。
目標は210時間以上。単純計算で一日にして7時間配信することになります。その苦しさをわかっていても、チャレンジしたい、と思ったのが、僕だったんです。
これは背景イベ前週の配信予定。
わけがわからないくらい配信スケジュールがびっしり入ってます。これを本当に実現できるように頑張って頑張りまくった僕だったんです。
こうした決意も胸に、背景イベを走ることになりました。
6月8日 決意の初日
そうして迎えた背景イベ初日。
前日に配信予定と返礼品についても記入し、準備万端。
最初はうまくことが進むかどうかわからなくて不安だった僕。しかし、みんながやさしく応援してくれたおかげで、すてきなスタートダッシュをきれたのです。
みんなの応援が形になったのか、一瞬だけでも1位にはいることができました。みんなに支えられながら走る楽しさ。それを信じて走り続けようと決意しました。
ただ、重圧に耐えられず、不安になることもいっぱいあったり。それでも頑張りたいと素直に想えた僕なんです。
6月10日 素敵な3か月記念日
僕にとってとても大切な日になったのは、やっぱりこの日だったんです。
6月10日。3か月記念日。この日僕は本当に素敵なみんなと素敵な3か月記念を迎えられました。
その日の夜に行ったセリフ枠。僕はそこで事前に用意したセリフを使って楽しくセリフ枠をやることに。
面白いせりふも、恥ずかしいせりふも、すべて気持ちを込めて話した配信。そこで起こったこと。
最後、セリフ枠終了直前、最後のセリフを披露するとき。最後に出たセリフが、こんな感じのセリフでした。
最後のセリフとして出てきたのは、アイドルセリフ。しかも、最後というタイミングに合わせてくるかのようにこのセリフが出てきたんです。番号指定をしてもらってそれに合ったセリフを読む、という仕組みで進んでいたセリフ枠だっただけに、偶然そこでこの最後にふさわしいセリフが出てきて。
僕は、全力の思いを込めてこのセリフを読み。そして、サプライズのファンサを歌ったんです。
完全なるサプライズで歌ったファンサ。この頃の僕は今以上に歌うことが怖かった。でも、3か月という記念だからこそ、みんなに感謝の気持ちを伝えたかった。だからこそ歌いたかった。気持ちを歌にのせて届けたかった。その想いが詰まった最高の瞬間。
僕は、みんなからの声援に耐えられず、ついに泣いてしまったんです。
みんながそばにいてくれて、みんなが応援してくれるこの瞬間が本当に嬉しくて。
僕の周りにはこんなに支えてくれる人がいっぱいいて、こんなに愛してくれる人がいて。それが本当に嬉しかった。感謝と愛情にあふれる涙でした。
みんなに支えられてしあわせはできている。それを強く実感した日。
僕は忘れることないでしょう。
6月11日 苦しみまみれの挫折
しかし、そんな素敵な時間も長く続きませんでした。
翌日の配信。僕は前日の配信に引き続き楽しさMAXで配信していました。みんなの愛が本当に嬉しくて。はっちゃけて。楽しみまくって。
壁ドンをくらいました。
僕は、家族と同居した状態で配信を行ってる身。家族に迷惑だけはかけないように配信しなければなりませんでした。隣には妹や父母の寝室がある中で楽しいからといって好き勝手していいなんてことありませんでした。
結局僕は夜10時以降は配信しちゃダメなんていう、ただただ苦しいだけの制約を抱え、しかも、他の人に迷惑をかけないように暴れずに配信しないといけない。結局これが足かせになって、自由にできないことがいっぱい。
さすがにこれまでの行動は親にも悪く見られており、家族会議へ。そこでついに出てきたのは、「長時間配信して普段のやらないといけないことはやらないのか」ということ。
結果として、僕はここで長時間配信を挫折しました。
今の僕にアワードを目指すなんて言うことは無理だった。これを続ければ配信時間に縛られ、自分自身が崩れてしまい、配信生活を続けることも不可能になってしまう。苦渋の決断でした。僕は結局家族に縛られ、自由に走る、なんてことも自由にやれない。そんなところにいたんです。
ただ苦しい。その気持ちでいっぱいでした。
実はもう、それ以降の記憶は、もうあまりありません。他者に介入され、配信時間も元通りになり、ただただ声を抑えて。苦しさばかりが残っています。もちろんそれはギフトの数にも表れていました。完全に失速してしまいました。みんなと楽しく話せた。でも、結局それは苦しい制約に挟まれた状態で。
しかし、そんな苦しい状態でも、一つ、確かな思い出として残ったものがあります。
6月14日 もらったよ。みんなの想い。
最後くらいは、笑顔で終わりたい。そして、思い出を絶対に忘れず、みんなと過ごした時間を永遠に語っていきたい。そう思って作ったこの画像。みんなからもらったギフトがたくさん輝いている。そんな素敵な一枚。後半戦の記憶がほとんどなくても、この一枚だけは、強く心に残っている。僕がもらったたくさんの愛が、ここに光り輝いているのです。
そう。想定外だらけの僕の背景イベでも、こんなにたくさんの愛をもらって、成長することができたんです。応援されるって、こんなに素敵なんだな、って強く思ったんです。
そうしてできたラストランの思い出。最後はみんなに見守られ、応援され、しあわせでいっぱいになった瞬間です。
そんな中、贈られた。サプライズのすてきなお手紙。
僕のこの頃の常連の3人、「アベノマスク」「とあるこ」「額縁リコ子」から贈られた、ほんとうにすてきな、すてきなおてがみ。
素敵がたくさん詰まったお手紙。これまでの大変だった日々が一気によみがえってきて。でも、大変だったからこそ、こんなに素敵な思い出ができた。僕はそれに、心から感謝してるんです。
改めてお手紙を見るとすごい泣きそうになるくらい。本当に素敵な思い出ばかりなんです。
サプライズで企画してくれたみんなには、あらためて感謝の気持ちでいっぱいなんです。
さらに、別の方からもこんなメッセージを投げてもらったんです。
成長したなって言ってもらえるこんな素敵な瞬間が本当に幸せで。僕はこうしてここに居られてよかったなって、本当に心の底から思えたんです。
他にも、たくさんの人から素敵な言葉をいっぱいかけてもらいました。一部をつまむとこんな感じ。
すろうくんしか勝たんよ♡
輝くすろうくん素敵だぞ!
すろうくんの概念を抱きしめて寝ます。
すろうくんが仮にIRIAM辞める!言うても私はすろうくんのこと忘れんよ
本当にすろうちゃん、配信してくれてありがとう。
すろう頑張れてえらい!すろうのキセキは間違いなくここにあるよ!
こんなにたくさん素敵な言葉をかけてもらえて、笑顔で終われたことが、ほんとうに幸せで幸せで仕方ない。本当にたくさん大変なことがあったけど、それ以上の幸せがそこにありました。
結果、僕の予想を超えた、5位という順位がそこにありました。
たくさんの大変なことがあった。でもそれでも、自分を信じて進んでいった。そこに、この5位という順位があったのかなって思います。今でも、感謝の気持ちでいっぱいです。
2月に、リベンジ。
あれから約8か月。
僕は、たくさん成長してきました。
IRIAMも、コミュニティランクがB3以上にならないとオリ背に出れないという改悪がありました。しかし、それでも、僕は絶対に自分だけの背景を作りたい。ただその一心で、僕は2月15日からオリ背に出れるように、今準備を進めています。
コミュニティランクがここからどうなるかわからない状態ではありますが、みんなと楽しく走るために、僕はここから、さらに勢いをつけて、最後まで走っていきたいと思います。
オリ背リベンジが決まっても、6月の頃の僕の気持ちをしっかり大切にして、僕はたくさんのしあわせとともに走っていこうと思います!みなさん、これから応援よろしくお願いします!
そしてヴォルル。ヴォルルがいなかった頃の僕をありのままつづってみたけど、今の僕と比べて、あの頃の僕はどう見えたのだろう。素敵だった?それとも醜く見えた?いや、醜く見えることはないと思うんだけどね。
ヴォルルの感じた、僕のありのまま、教えてほしいな。
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