【ジビエレザー】ショップ名を決めた
こんにちは!今日はご報告です!
ジビエレザーブランドの名前を考えたので、発表します!
前置き
ここまで、自分なりにいろいろありました・・・。
鹿の皮を譲ってもらったり、
なめし方法を考えたり、
仕上がった革に感激したり、
知識ゼロから始めて、レザークラフトを勉強し、
少しずつ作品作りも進めてきました。
いざ、ショップを作ろう!とタスクを決めたはいいものの、
名前を全く考えていないことに気が付きました。
シンプルで、説教クサくなく()、ある程度メッセージが含まれる名前。
3日ぐらい考えて、名前を決めました!
▲考えた時のメモ(ちょっと恥ずかしいです)
ジビエレザーブランドの名前
名前は、
”isato(いさと)”にしました。
名前の由来は、”里山”です。
里山って?
"里山"は、「にほん昔話」とかの世界観をイメージしてもらえたら十分だと思います。
人間の生活の場、”里”。
ケモノたちのテリトリーである”山”。
そして、山と里をゆるく隔てる”里山”。
おじいさんが柴刈りに行くのも里山です。
山サイドから見る”里山”は、人間の世界と接するフロンティア。
里サイドから見る“里山”は、
ケモノのテリトリーとほどよく距離をとる緩衝地帯。
そして、“柴”をはじめ、生活の資材を生み出すインフラです。
【里山のことがわかる記事】
ふみぐら社さんの記事へのリンクをはっておきます。https://note.com/fumigura/n/n8e9fd01aef96
とてもわかりやすい説明です。
そしてその里山はいま、かなり少なくなっているんです。
ケモノたちが山から降りてきて、畑の野菜を食べてしまいます。
また、クマに襲われて大ケガをする人や、亡くなる人もいます。
このような”獣害”を減らすために、
有害鳥獣駆除という取り組みがあります。
isatoで扱う“ジビエレザー”は、
有害鳥獣対策で仕留められた”ケモノの皮”です。
獣害対策の現場では、捨ててしまうことが多い”皮”。
しっかり処理をしてみたら、とても魅力的な素材に生まれ変わったんです。
動物ごとに手触りが違うことも、
生きていた時の傷やシワが残っていることも、ジビエレザーの魅力です。
そのケモノのストーリーを想像するとワクワクしませんか?
ジビエレザーの革小物を手に取った人に、”里山”の魅力がじんわり伝わったら嬉しい。そんな風に思って、isatoという名前に決めました。
ちょっと未来を妄想します。
もし、これから里山に関心が集まって、
その循環型エコノミーに光が当たって
里に人が増えて、里山の機能が復活したら。
食害が減って、野菜をもっと安く買える。
新鮮で安心な野菜をモリモリ食べられる。
自然ゆたかな村でのんびり暮らしつつ、
オンラインでも仕事しつつ・・・
みたいな人が増えても面白そう。
個人的な話をします。
私の父の実家は”山寄りの里山”の中にある山小屋です。
私自身は街で育ちましたが、
毎年夏休みには山小屋に泊まり、自然の中で遊びました。
小さい頃はなんとも思っていなかった「おじいちゃんち」。
大人になって、見え方が変わってきました。
いろんな人の話を聞いたり、マンガを読んだりして、
少しずつ興味が湧きました。
isatoの革小物も、そんな風に少しずつ
興味を運べたら楽しいな、と思います。
何より自分が、このプロジェクトを通して
いろんなことを勉強できるのが楽しいです笑
それではまた!
このシリーズは、ふと思いついた「ジビエレザーブランド作り」という目標に向けてたまに頑張る一般人の日記です。
<ざっくりこんな背景があって、ブランド作りを思いつきました。>
・地元で鹿がバンバン増えて、野菜を食べてるらしい。
・獣害を減らすことか、農業を盛り上げることか、地元の何かに貢献したい。まだ何ができるのかわからないけど・・・
・猟銃を趣味にしてる父がもうすぐ職場から定年退職するから、せっかくなら親子で何かやりたい。
・ダウン症の弟がいて、ものづくりが好きっぽいので、よかったら手伝ってほしい。
・地元が好き。
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