ブリスベン/ゴールドコースト→カナダへのワーホリは注意!そびえ立つ面倒くささを乗り越えるには
今日身をもって知ったことがある。ブリスベン/ゴールドコーストで半年以上の滞在歴がある人が、カナダへのワーキングホリデービザの申請をすると、余分に2点書類が必要なのだ。Traffic History (交通証明書)とPolice check (無犯罪証明書)が必要で、同じオーストラリアでも、QLD州以外の都市に行っていた人なら基本的にこれら2つは必要ないらしい。
無犯罪証明書は読んで字の如くなので、何であるかは分かるが、Traffic history (交通証明書)が何だか最初は分からなかった。どうやら、オーストラリア国内において、交通事故や道路交通法違反を起こさなかったという証明をするためのものらしい。
最高にそびえ立つ面倒くささは、運転歴が無い人でも交通証明書を出さないといけないという点だ。というわけで、まずは全体像が分かるように、面倒なポイントを纏めてみた。
1.高い
概算になるのだが、通常のビザの申請費用3万円に加えて、
・Traffic Historyが24.5ドル(約2000円)
・Police checkが46ドル (約4000円)
・公証役場での費用 (約15000円)
・速達代(約2000円)
・公証役場へ足を運ぶ交通費 (ランダム)
と、追加で2万円以上かかる。高い!
2.オーストラリアから取り寄せる必要がある
2つともオーストラリアから、実物を送ってもらわないといけない。何が面倒かと言うと、1ヶ月以内に、自分の手元になければならない点だ。カナダのワーホリビザの申請の大まかな流れは、
(1)ワーホリビザの抽選に当選→(2)個人情報・学歴・職歴フォームを記入→(3)東京で指紋採取→(4)QLD州に半年以上住んだことがある人だけ追加で書類2点の提出 (今ココ)
となる。しかも、(4)のステップは1ヶ月以内に終わらせないといけないという制限付きだ。ということは、書類の発注に必要な資料を揃え、書類を発注し、それが手元に届く、この1連を終わらせるのに1ヶ月しかなく、急ピッチで進めていかないと、カナダのワーホリビザが却下されてしまう。
もし速達に不備があったら?その時点でゲームオーバーである。したがって、速やかに、確実に、運を良くして、遂行しなければならない。メチャメチャ運ゲーなのだ。
ちなみに、Police checkはオンラインで申請して、向こうが日本の住所に送ってくれるので、この書類に関して言えば難易度が低い。ところが、Traffic Historyは、QLD州で運転歴が無い人にとっては、鬼門中の鬼門で、日本から必要な資料を速達で送り、向こうが受理し、Traffic historyを日本の住所に送らないといけないので、こちらが肝心要となる。
3.オーストラリアで運転歴が無いと最高に面倒くさい
Traffic historyをオンラインで申請できるのは、オーストラリアの免許を持っている人に限る(国際免許書はダメ)。というのは、オンラインフォームで免許番号を入力しないと次に進めないからだ。免許がない人に残されている方法は1つだけ「速達で必要な資料を揃えて送る」だけである。例えば、パスポートのコピー、クレジットカードのコピー、など個人を特定できる書類だ。
なんだ、それだけなら苦労しないじゃないか?と思うかもしれないが、面倒くささの核は「公証役場」に足を運ばないといけない点だ。公証役場という言葉を初めて聞いた読者さんも居ると思うし、実際私自身も今日はじめて聞いたのだが、「書類が偽物ではなく、本物である」ことを証明する役場らしい。よく、遺産相続の遺書が本物であるかどうかを審査する時にお世話になる役場らしい。
Traffic Historyを発行するQLD州の政府機関は私達のパスポートのコピーや、クレジットカードのコピーが、不正なものかどうか見分けがつかないので、公証役場で「コピーは正真正銘のものである」というお墨付きをもらわないといけないのだ。近所に公証役場がある人は手間ではないが、遠出をしないといけない人もいると思う。
そう、私のように。
お墨付きを頂いてから、速達で送らないといけない。速達がオーストラリアに届くまで、余計な日数がかかるかもしれないので、おそらく鍵になるのは
「週末をはさまずして、速達での発送までに漕ぎ着けること」
であろう。SLOVARの場合、2点の書類の提出要請が金曜日に来たので、ちょっと出だしから日数ロスがある。
ここまで調べ上げるのにも2時間以上かかったが、私と同じような人が少しでも時間を短縮できるようにと祈って、この記事を書いた。それぞれの手順は別記事で詳しく解説していこうと思う。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。