盛り沢山なモズ。
10月あたりからお気に入りの森付近でもモズの鳴き声が聴こえるようになった。
チキチキチキー!!っとなかなかけたたましい。なわばり争いの時に出す声、モズの高鳴きだ。
「モズの高啼き七十五日」と言って、昔はモズの高鳴きを初めて聞いてから75日目に霜が降りだすとして、農作業の目安にしたそう。なるほどなぁ〜納得!!
モズは頭が大きくてクチバシも鋭くて小さいのに猛禽類だし体はわりとコロンとしていて、私のお気に入りポイントがかなり多い。
それに他の鳥の声真似がうまい。
森の中でいろんな種類の鳥の鳴き声がするわりに、鳥の姿全然無いんですけど!って時、モズが1人で鳴きまくっていたことがある。別の鳥の鳴き声を自信満々で、しかも大声で真似している姿はなんとも気持ち良さそう!
そんな物真似上手なモズだから、漢字で「百舌鳥」と書くんだろう。
あと、モズといえば速贄(はやにえ)だ。
速贄とは、捕えた獲物をその場で食べないで木の棘や有棘鉄線に突きさしておく習性のこと。
幼い頃、冬の庭でカエルとかバッタが枝にブッ刺さっているのを見た時は感動したなぁ。図鑑で見た「ハヤニエ」という、初めて聞く変な言葉にインパクトがあってすぐ覚えたっけ。
ところで、速贄ってだいたいはオスがする貯食行動で、保存食やなわばりの意味だけだと思ってたけど、この速贄を食べれば食べるほど鳴き声の音の数が多くて早口になるんだそうだ。
そして、速贄をたくさん食べて栄養状態の良いオスほど早口でさえずることができて、早口なほどメスにモテるというからめっちゃ興味深い。
速贄は10~12月に作って、食べる量は気温が低くなるにつれて増えるらしい。そして真冬の1月にピークを迎えるから探すなら今だ!
今季はまだイナゴのようなバッタ1つしか見つけられてないから、今後は精力的に探していかねば!全部食べられちゃう前に!!