社長の朝活75 個人のお金の使い方と企業のお金の使い方②
おはようございます。
さて昨日の続きです。
予想以上に利益が出そうな時の最高の節税は!?
なんと!
①賞与です。
賞与は全額一括経費で計上できます。
社員も喜ぶのでWin-Winです。
一つ気をつけるべきポイントは、あまりにも法外な額だと税金も上がるし次年度の社保も上がってしまうのでむやみやたらに出せませんが、節税にはとても良い事です。
ただ賞与が決算時期とズレる場合は決算賞与といって支給する事もできるので、その場合は3回になりますね。
次に②福利厚生費。
これは社員旅行や飲み会などですね。
これもみんな嬉しい!
③セミナー代、資格など
こちらも自己啓発やスキルアップの目的に最適ですね。
誰も損しませんね。
④宣伝広告費
これはホームページの管理費やチラシなどの販促費です。
ホームページの保守管理やレンタルサーバー代を年払いに切り替えて一括で払うのも有り!
結局払うことになる費用なので一括払いで利益圧縮するには効率良いです。
⑤最後は車輌経費ですかね。
前回紹介した通り購入しても全額経費は出来ません。ただそれに関わるカーナビやドライブレコーダー、修理費などは経費なので車輌のメンテナンスにはうってつけです。
他にも沢山あるのですが、私なりのランキングではこんな所です。
すべて減価償却対象外となりますね。
保険ってのもあるのですが、今は法改正があり一括損金扱いの保険が無くなってしまい、今はあまり得策とは言えません。
上記のように減価償却対象ではないものはその年度内で経費として算入するわけですが、逆に考えればこれらの経費を限界まで節約してすべて賞与に充てる、なんて事も可能な訳です(笑)
社員には嬉しい話かもしれませんが、実際会社を運営していく上で、かつ給料を貰い続けるためには絶対に必要な経費です。
若い子らは目先の金に捕らわれがちです。
単発や波が激しい20〜40万円貰うよりも、10万円の安月給でもそれを30年間均等にもらい続けるのはとても強い事です。
つまりどんなに小さい会社でも運営し続けている会社はとても強く逞しい会社なのです。
売り上げ規模だけで判断はできません。
何事もバランスが大事ですね。
最近は職人と営業のバランスが崩れている社長でした(笑)