社長の朝活12 借金は悪か?②
昨日に続き今日は企業の借金について。
企業の借り入れには、個人と違い長期借り入れ、短期借り入れ、社債など色んな借り入れがあります。
長期借り入れでも、事業運転資金や設備資金など用途も色々。
個人と大きく違いますねー。
企業の借り入れにはフリーローンみたいなものは基本的には無いんですが、運転資金がそれに一番近いかなーと思います。
これらは銀行や金融公庫、商工中金などから借りる事になります。
まず個人と大きく違うのは、企業には担保や保証人など、与信に関わるものが必要です。
与信とはその企業の信用みたいなものですね。
担保は土地、保証は保証協会と社長の保証などがあります。
個人でも与信はあるんですが、個人の場合は土地や貯金などが多ければ多いほど与信管理が良くなります。当たり前ですね。
企業も同じですが見られる物は具体的なものから抽象的なものまであり、企業そのものの財務状況、経営状況、事業構想、経営計画、社長の姿勢やカリスマ性など多くのものが与信となります。
実際この辺の格付けはかなり幅広く設定されています。
例えば帝国データバンクや商工リサーチなどが企業のデータを細かく分析、保管していまして、金融機関もこれらを利用しているはずです。
例えば帝国データバンクであれば総合評価50点以上と未満では雲泥の差があります。(弊社は51〜2点らしいです笑)
さて肝心の借り入れですが、企業は個人と違い趣味に金を使えません笑
未来投資。つまり利益を生む事にお金を使わなければならないので、施設や機械、人、改装や新事業など多岐に渡りますが、とにかく利益を出してお金を返すという目的でしか金を借りれません。
実際、倒産を阻止するためのキャッシュにも必要ではあるんですが、そうなるともはや自転車操業に近い状態です。
企業の借り入れの利息はだいたい1%〜2%以内がほとんど。設備資金は10年、運転資金などは5年がメインとなります。
運転資金で1億を借りたら月に約200万返さないといけません笑
ちなみに返済金は経費ではありませんよ。経費は利息のみとなります。この辺の財務の話はまたの機会で。
企業も個人と同じく未来を先取りするという目的はありますけど、今を凌ぐ目的、ヒトモノへの投資という目的もあり個人の趣味や生活とは大きく違いますね。
10億円の新社屋建てるためにも、今日も頑張るぞー‼️笑