【初投稿】受験生が僕の記事を読むべき理由
この記事をお勧めしたい人
勉強が得意ではない、好きではない
勉強する気になれない
勉強以外にも時間を使いたい
田舎出身で情報がない
医学部や難関大学を目指している
上記のどれか1つでも当てはまる項目があるなら僕の記事は読む価値があると思います。
自己紹介
僕はとにかく怠惰で勉強嫌いでした。
受験生の1年間は直前の1ヶ月程を除いて、勉強時間は平均1時間もなかったと思います。コロナ禍で授業がリモートだったため、授業中はiPadでZoomに参加し顔だけを映して、スマホやパソコンでYouTubeを見るかゲームをするかのみで、授業中でさえ勉強していませんでした。
受験生になれば勉強するようになるだろうと思っていましたが、そう簡単に人は変われないようで、高校3年間ずっとこのような生活でした。
そんな僕が受験生の頃に最も重要視していたのは勉強の効率です。怠惰な性格が振り切りすぎて勉強時間を最低限にすることばかり考えていました。そのおかげで効率的に勉強して来れて結果も出せたので、あまり怠惰な性格は責められないです。
現在は医学部に通う大学4年生です。この4年間、塾や家庭教師で様々な受験生を見てきました。なかなか思うようにいかない受験生をたくさん見てきて『もっとこうしたら良いのに』と思うことが多々ありました。
しかし、塾や家庭教師では教える時間や内容が限られていますので、全てを伝えることができずもどかしく感じることもありました。そこで、インターネットを通じて受験生に役立つ情報を共有できたら良いなと思います。
僕が目指すのは、僕のように田舎出身で偏差値が50にも満たない学校に通っている人でも医学部に合格できる知識と情報を提供することです。
僕が受験生の頃に経験してきたことや今までに培ってきた知識は全国の様々な問題を抱えた受験生に必ず役に立つと思っています。
この記事では、主に受験生が僕の記事を読むべき理由について言及していきたいと思います。
受験生の現実
まず、僕の考える理想とかけ離れた『受験生の現実』について話していきます。
僕が今まで担当してきた生徒に偏差値が60〜70の進学校に通っている生徒はいませんでした。そういった人は受験勉強に対して正しい情報を持っておらず、様々な問題を抱えている人ばかりでした。
そういった人の行動や考え方を参考に、受験勉強が上手くいかない理由を考えてみましょう。知識が足りておらず問題が解けないというのは当たり前なので、勉強の知識というよりは勉強に対する考え方に注目します。
勉強した気になっているだけで結果が出せない。
やらなければならないと分かっていても出来ない。
自分自身の勉強を分析しない。
受験生の間違った認識ランキングTOP3です。勉強に対して間違った認識を持っている人の特徴で、上手くいかない原因の大部分を占めていると考えています。
一つ一つ詳しく説明していきますが、当てはまる項目があれば、この機会に見直してみると良いでしょう。
勉強時間は量が正義?
有名な予備校の講師が『受験生なら毎日十数時間勉強するのは当たり前』と豪語しているのを聞いたことがあります。
受験生の間では勉強時間を基準に自分の成長を測っている人が多い印象です。いくら勉強をしたとしても、ゲームとは違い自分のステータスの成長は目に見えません。そのため、自分の成長を測る基準が欲しいという気持ちはとても分かります。
しかし、勉強時間を基準にして、『勉強すればする程良い』という考え方には大反対です。一番大きな理由は、単純に時間を無駄にしているだけだからです。
素人にフルマラソンを走れと言ってもプロのようにペースを保って走り切ることはできません。おそらく少し走って休憩する、を繰り返すのではないでしょうか。勉強も同じで、長時間勉強をし続ける訓練をしたことのない素人にいきなり十時間以上勉強しろと言っても、椅子に座って机に向かうだけならできるかもしれませんが、ずっと集中力を保つことは不可能です。
無理矢理勉強しようとしても、途中でぼーっとしてしまったり、他のことを考えてしまったりと集中できていない時間がほとんどなのではないでしょうか。それでは時間を無駄にしているだけです。僕の勉強法の真骨頂は短時間でより効率的に勉強をすることです。今までの勉強時間を振り返って無駄な時間がないか確認してみましょう。
また、自分の成長を測るにはその日何時間勉強したのかではなく解ける問題が何問増えたのかに注目しましょう。勉強することの目標は、解ける問題を増やしていき、最終的に入試問題に対応する力を付けることです。一日が終わる時に前日よりも解ける問題が増えたかどうかを気にするようにしましょう。
楽な方へと逃げてしまう精神的な弱さ
勉強しなければならないと分かっていても何かと理由を付けて後回しにし続けていたのが受験生の頃の僕です。僕が見ていた生徒にも多かった印象です。1週間分の宿題を授業の前日だけしかやらなかったり、何かと理由を付けてそもそもやってこなかったり、日常茶飯事でした。そもそも勉強が嫌いな人が多いでしょうから勉強から逃げて好きなことから離れられないというのは自然なことです。
後で詳しく説明しますが、『毎日続ける』というのが受験に必要な3要素の一つです。しかし、高校3年間毎日勉強をするというのは至難の業です。
そこで僕が意識していたことは勉強のハードルを限りなく下げることです。帰ってから数学の問題を数問だけ解くとか寝る前の数分間だけ英単語を見るとか、最初はほとんど勉強をしていないようなものでしたが、それでも毎日続けていました。
最も重要なのは自分の生活習慣を見直して、食事をして歯を磨くのと同じように、勉強を生活の一部に組み込むことです。最初は数分の勉強でも10分、30分と段々と勉強時間を増やして、最終的に受験生の時には平均1時間の勉強を毎日するようになりました。しかし、普通の感覚ではこれでも勉強時間は少ないと感じるでしょう。
そこで一つ前の項目で言及した、短時間でより効率的な勉強というのが必須になってきます。短時間でより効率的な勉強を達成するには一筋縄ではいかず、意識するべきことがたくさんあります。この記事では書き切れないのでまた別の記事で説明しようと考えています。
ただ我武者羅にやれば良いという訳ではない
勉強はただやれば良いという訳ではなりません。自分自身の勉強を分析せずにただ我武者羅に勉強をしている人が多いです。やるべきことを間違わない、見失わないためにも、自分自身の分析はとても大事です。
まずは受験までに必要な知識がどれ程あるのか把握しましょう。数学ならどのような単元があるのか、英語ならどのような文法があるのか、覚えるべき単語の量はどれ程あるのかを参考書や問題集で確認し、紙にリストを書きましょう。
一番もったいないのはその量を勘違いしてしまうことです。僕も最初は終わりのない量の勉強に絶望していました。その結果、どこから手をつけるべきかを見失い、モチベーションは下がるだけでした。しかし、やるべきことを書き出してみると思っていたより少ないということに気付けました。ただ見えないものに対して怯えていただけでした。
高校生で習う量を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、目に見える状態になった時、頭の中でだけ考えていた時とは違う感想になるかもしれません。
リストを書き出すことが出来たら、自分が得意なものと苦手なものを把握しましょう。人それぞれ得意なものと苦手なものは異なります。受験本番では出題範囲から幅広く出題されるので、得意なものを伸ばすより、苦手なものを克服する方が大事です。先ほど書いたリストに得意なものと苦手なものをメモし、目に見える形でそれらを把握しましょう。
作成したリストを元に自分に何が必要なのかや短期的な目標などを考えてみましょう。
受験に必要な3つのもの
事実としていわゆる『天才』はこの世に存在します。先天的に頭の構造が僕らとは違う人達のことです。しかし、ほとんどの受験生は天才達と闘うことはないでしょう。もし、東大の理科3類を目指したいとか、旧帝の主席を目指したいというのなら天才に混ざって闘わなければいけませんが、そういった人はそもそも勉強にあまり困っていないでしょう。
受験生の頃から思っていたことですが、先天的な頭の良さは受験には必要ありません。では受験に必要なものとは何でしょう?
小さなことを毎日積み重ねることのできる精神力
高校で習う知識の基盤となる小学校〜中学校の知識の正しい理解
勉強を得意にするための正しい理解
受験に最低限必要なものを3つ挙げてみました。詳しく説明していきます。
勉強は小さな知識の積み重ね
どの教科でも問題を解くために最も必要な能力は思考力でも運でもなく知識です。問題が解けない理由は単純で、知識がないだけです。
問題を解いている際に突飛な考え方を必要とする問題はかなりの難問で、数学オリンピックのようなテストでは見かけますが、入試問題で出会うことは多くありません。普段解いている問題はしっかりとした考えの道筋があり、正しく知識を使うことができれば問題なく解くことができます。
知識とは、例えば数学や物理なら、公式のような基本的な知識だけではなく、問題によってそれらの基本的な知識をどう使うのかまでを指します。問題の種類はたくさんありますので、ここで言う知識は莫大な量になります。数学や物理などの問題が解けないと嘆いている人は単に問題を解く量が少ないだけで、問題点ははっきりしています。
その問題を解決するためにはやはり膨大な量の問題を解いていくしかなく、ここで最も重要なのはそれを毎日着実に進めていくことです。
小学校・中学校の知識を舐めていると痛い目を見ることになる
受験生は特に目の前の勉強に夢中になり過ぎて気に掛ける人はあまりいないと思いますが、小学校・中学校で習う知識や考え方は高校になってからもとても大事です。
高校になってから始まる教科や暗記科目は関係ありませんが、数学と英語はもろに影響を受けます。数学は算数や中学校で習う基本的な計算、英語は中学校で習う基礎的な文法がとても大事です。
これらの教科を教えている時に、その教科が不得意な理由を探してみるとそういった基本的な事項が抜けていることが多いのです。基盤がグラグラしていて不安定な状態で、新しい知識を入れようとしても時間がかかったり、満足のいく理解ができなかったりします。基盤を頑丈なものにすることは効率的な勉強する上での一つ重要な要素でもあります。
受験生は復習をする余裕はないと思いますが、1・2年生なら教科書を読むだけでも良いので遡って復習することをお勧めします。
正しく理解できるかどうかが勝負の分かれ目
ここで正しい理解とは、それぞれの知識を自分の中でしっかりと落とし込んで、自分自身の手と同じように道具として使うことができることを指します。
学校や塾などの集団授業では、授業を受けている全員に対して同じ説明がされます。人それぞれ理解の仕方は異なるので、同じ説明では理解できる人と理解できない人で分かれます。
田舎では個人塾が主流だと思いますが、個人塾だと僕みたいなアルバイトの先生が多いので、先生によって授業の質はかなり差があります。
要はどの授業を受けたとしても授業だけで理解できるかどうかは運だということです。授業だけでは理解できないから、皆そこを補填するために多くの勉強時間を費やします。もしくは理解できないことでモチベーションが下がり、理解できていないままにしてしまいます。
もし早い段階で正しい理解まで達することができれば、問題を解くことに多くの時間を使うことができるため、二つ目の項目で説明した小さな知識を積み重ねることに専念できます。これも短時間でより効率的な勉強をするために必要なことです。
また、高校3年間で学習する内容はその量に関わらず、3年間かけて学習するので、受験生の頃にもなると1年生の時に習ったことは頭から抜けてしまいます。しかし、一回でも正しい理解できていれば、そう簡単に忘れることはありません。例え忘れてしまったとしても、受験生になってから思い出す作業をする際に楽になります。
正しい理解に達するために必要な知識や考え方を今後記事として書いていく予定ですので、そちらも楽しみにしていただけると嬉しいです。
勉強習慣の改善方法
生活習慣を見直す
今までの勉強の質を見直す
前述した受験に必要な3要素を身に付ける
勉強を生活の自然な一部にする
これまでに言及してきた通り、勉強は毎日続けることが何よりも重要ですが、それを達成するのは簡単なことではありません。それは勉強が不得意だったり嫌いだったりする人が多いのが原因だと思います。幼少の頃からスポーツや音楽などを続けている人なら分かると思いますが、得意だったり好きだったりするから続けられているのではないでしょうか。
不得意だから、嫌いだからといって何もしていないと変われる訳がありません。変わりたいという意志があるのであれば、今日この時をもって自分の生活を変えてみましょう。
とりあえず、一日に数分でも良いので、数学の問題を解いてみたり、英単語を覚える時間を作って下さい。その数分を使って僕の記事を読んでみるというのもありかもしれません。厳しいことを言いますが、数分ですら頑張れないという人はおそらく受験に向いていないので早々に諦めた方が良いと思います。
目標は、食事をして歯を磨くのと同じで、勉強を生活の一部に組み込むことです。数分の勉強に慣れてきたら段々と時間を伸ばしていきましょう。最初から一気に伸ばす必要はありません。とにかく食事や歯磨きと同じで生活の中で枷となってはいけません。
これまでの勉強の振り返り
これまでの勉強を振り返って見て下さい。もし今まで何も考えずただ勉強をするだけであったら、この記事を読むだけでもたくさんの改善点が見つかるのではないでしょうか。
改善した先の目標は何度も言及していますが、短時間でより効率的な勉強をすることです。普段の勉強を1時間以内に収めることができれば、その他の時間を自分の好きなように使うことができます。
僕は高校生の3年間は人生の中でも貴重な時間だと思っています。その貴重な時間のほとんどを勉強に浪費してしまってはもったいないです。僕は受験生になってからも友達とゲームをしたり、遊びに行ったりと高校生にしかできないことに多くの時間を費やしました。
逆にそういった時間を取ることで勉強に対するモチベーションを保ち、より効率的な勉強をすることができたと考えることもできます。ずっと勉強ばかりしていても疲れてしまうだけなので、この機会に今までの勉強を振り返ってみると良いでしょう。
受験に必要な3要素の身に付け方
僕がサービスとして提供できる部分で今後最も力を入れていきたいところです。もちろん生活習慣や今までの勉強法を改善していくことは大事ですが、それでも勉強内容が悪ければ何の意味もありません。
勉強の質を改善するためには自分自身が満足のいく理解ができるまで考え抜くもしくは誰かに教えてもらうしかありません。正直なところ勉強が好きで時間が有り余っているのであれば前者の方法を選ぶのが良いと思います。
しかしそんな人は僕の記事を読んでいないと思うので、重要な点は誰に教えてもらうかだと思います。僕は運良く素晴らしい塾の先生に教えてもらうことができましたが、特に田舎出身の人は良い先生に教えてもらえるかどうかは運で、その確率はとても低いでしょう。
そこで受験に必要な3要素を満たせるようなサービスを作っていきますので、僕の記事を参考に勉強を進めていただければと思います。
今後の記事について
今後の記事では僕が考える効率重視の勉強法やそれを達成するために必要な知識など幅広い観点で受験生をサポートしていきます。
僕は勉強法に関して他の人のものを調べたり参考にしたりしたことはなく、受験生の頃に0から考え抜いたものですので、他では出会うことの出来ないアイデアがたくさんあると思います。さらに、受験から数年間洗練し続けて、当時の僕の勉強よりパワーアップしたものを共有していきます。
怠惰で勉強嫌いだった受験に全く向いていない性格の僕でも国公立大学の医学部に合格できたという経験は、勉強に困っている受験生にとって必ず役に立ちます。
まず手始めに、受験勉強で最も重要なのに問題点の多い『問題集』についての記事を書こうと思いますので、そちらも是非参考にしてください。