期待値稼働は回転単価で考える
別記事「期待値稼働の末路(回転単価)」でも回転単価(1Gあたりの期待値)の重要性は書きましたが、別記事「スロット期待値稼働の記録(日々更新)」で日々の稼働を記録していると改めて気付いた点があったので書こうと思います。
私は最近、別記事「チバリヨの戦闘力(チバリヨスカウター)」で書いたように、自分の中ではチバリヨの最新スカウターを手に入れたつもりではいるのですが、他の台を改めて見てみると、形式上の状態は変わらないのに、G数が変わるだけで回転単価が変わっていく台(チバリヨなど)は、案外少ないのだな、と思いました。
回転単価(1Gあたりの期待値)
天井狙いの機種
例えば、バジ絆Ⅱなどの天井狙いだったら、天井まで打ち切る訳ですから、回転単価は考慮する必要はなく、天井まで打った場合の期待値だけ考えれば問題ありません。沖ドキduoも含めて他の台も天井狙いだったら同様です。
仮に回転単価を考慮したとしてもモードや状態が同じであれば、おそらくG数が増えても回転単価は変わらないと思います(天井間近は除く)
なお、こちらは後述の周期抽選の機種と異なり、毎G抽選しているので、周期抽選の機種のような極端な回転単価にはなりません。
ポイントがある機種
番長ゼロなどのようにポイントがある機種については、ポイントが上がるにつれて期待値は上がりますが、ポイントが同じだったらおそらくG数が増えても回転単価は変わらないと思います(天井間近は除く)。
なお、こちらは後述の周期抽選の機種と異なり、毎G抽選しているので、周期抽選の機種のような極端な回転単価にはなりません。
周期抽選の機種
バイオ7※1などのように周期抽選の機種については、各モードの抽選ゾーンや(仮)天井に近づくにつれて期待値は上がりますが、アイテムが同じであればG数が増えても回転単価は変わらないと思います(抽選ゾーンや天井間近は除く)。
まあ、うしおととらなども含めて周期抽選の台は抽選ゾーン以外で当たることはまずないので、回転単価は、ほぼ無抽選区間のほぼ-1~-2枚(-20~-40円)がずっと続いて、抽選ゾーン終わり直前だけ+数百~数千円以上となると思います。
そして、周期毎にその回転単価の流れを繰り返すのだと思います。
例えば、鉄拳デビルで言えば、50枚で約50G回せますので、1枚で約1G回せることになります。
このため、抽選ゾーン終わり以外の無抽選区間の回転単価は-1枚(-20円)です。打っている時間の90%くらいはずっとこの「回転単価:-1枚(-20円)」が続きます。そして、有利区間750Gくらいで強CZに入りますが、1戦目も2戦目も、AT当選はしないので、まだ無抽選区間「回転単価:-1枚(-20円)」とみなせます。さらに3戦目に入っても途中まではAT当選しない無抽選区間「回転単価:-1枚(-20円)」が続きます。
その後、3戦目の最終Gで初めてAT当選が告知されるため、フェイクや途中抽選・途中告知を除外して仮にその1Gだけで抽選されて告知されると仮定した場合、そのときの回転単価は約+533枚(約+10666円)※2(AT期待枚数1600枚とAT当選確率1/3から算出)となります。
たった1G回すだけで期待値+1万円オーバーは凄まじいですね。もちろん、3戦目の最終GのAT当選告知直前でヤメる人は皆無ですので、拾えるという意味ではありません。飽くまでも回転単価がどうなるのかということが言いたいだけです。
※1:バイオ7は厳密に言えば周期抽選ではないかもしれませんが、抽選ゾーンが決まっているので、広義の周期抽選の機種と考えています。
※2:AT機はノーマルタイプと異なり疑似ボーナス(AT)消化G数も含めて回転単価を算出するので、鉄拳デビルの3戦目の最終Gの回転単価:約+533枚は本来正しくありませんが、ノーマルタイプのように(疑似)ボーナス消化G数は含めないで回転単価を算出すると約+533枚になるということでご理解ください。本来の鉄拳デビルの回転単価は最大でもAT純増枚数である+2.7枚程度となります。
ノーマルタイプ
ハナハナやジャグラーなどのノーマルタイプは、最も回転単価で考えることに馴染む機種だと思います。
0G目でも100G目でも200G目でも・・・1000G目でも、いつでも回転単価は同じです。
例えば、ハナハナホウオウ天翔だったら、どんなG数でどれだけハマっていてもハマっていなくても、全く無関係で常に回転単価は+5.4円(設定6)です。
別記事「期待値稼働の末路(回転単価)」で書いたように、あまりにもそれに慣れすぎるとヤバいと思ったので、スロット以外では考えないようにしようと思いました。
チバリヨ
チバリヨは天井狙いは一応ありますが、メインではなく、ポイントもなければ、周期抽選でもありません。
強いて言えば、チェリー個数がポイントみたいになっていますが、ポイントともちょっと違うと思います。
例えば、番長だったら、ポイントが同じなら、0G目でも100G目でも200G目でも、回転単価は同じだと思います。
一方、チバリヨは、チェリー個数が同じでも、G数によって回転単価は異なります。例えば、朝一リセットを打つとき、チェリー0個のままの場合、0G目~10G目の回転単価と、100G目の回転単価は全く異なります。打ち手から見たG数以外の状態は全く同じなのに、G数が変化するだけで回転単価が変化していくチバリヨのような機種は珍しいと思います。
※チバリヨもモードが分かればG数で回転単価が変化しないかもしれませんが、モードが分からないし、チェリーの引けなさ度でモードの期待度が変化すると考えているので、G数が変化するだけで回転単価が変化すると判断しています。
おまけ:戦闘力適当比較(回転単価バージョン)
以上のように、回転単価で考えることについて書きましたが、イメージしにくいかもしれないと思いましたので、私のスカウターから見た値でも、回転単価バージョンの戦闘力を書いておきます。このイメージは適当なので気にしないでください。
※台の戦闘力が高ければ高いほど、勝てる期待度は低い
チバリヨ
チバリヨの戦闘力:一般人⇒ミスターサタン⇒亀仙人⇒サイバイマン⇒ナッパ⇒ベジータ⇒ギニュー隊長⇒フリーザ(設定やチェリー個数でも変化するが、チェリー個数が同じでもG数で変化する)
これを天井を除いて繰り返す。天井Gだけ一般人(幼少期)。
ハナハナ天翔
ハナハナ天翔の戦闘力:ミスターサタン~ギニュー隊長の間で固定(設定で変化するだけで、G数では変化しない)
バジ絆Ⅱ
バジ絆Ⅱの戦闘力:一般人~ギニュー隊長(天井を除いてG数単体では変化しないが、設定とモードと状態で変化する)、天井Gだけ一般人(幼少期)。
鉄拳デビル
鉄拳デビルの戦闘力:ゾーン最終Gだけウミガメ、デビルゾーン準備はフリーザ、デビルゾーンは一般人、それら以外は基本すべてフリーザ最終形態。
私の戦い方
私は、サイバイマンが自爆準備する前まで戦う方針で打っています。サイバイマンは弱いですが、私の戦闘力よりは高いからです。
ちなみに、チバリヨを後ろで見ていますが、基本的に空き台はナッパ~ベジータ以上ばかりで、おじいちゃんおばあちゃんがギニュー隊長やフリーザに戦いを挑んでいく姿を見て「すげーな」と思っています。
まとめ
回転単価を考えて打つことはノーマルタイプだけでなく、AT機でも勝つために非常に重要だと思っています(極端に言えば、回転単価が仮にすべて分かれば、そのスロットの期待値のすべてが分かることになります)。
特に、チバリヨのような仕様が分かりにくい台でも回転単価で期待値を考えることで、勝率をアップできると考えているので、今後もそのやり方で稼働していこうと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?