見出し画像

2020.7.4-5 CGC信州大町

CGC信州大町に参加されていた皆さんお疲れ様でした!

SL230でゲロゲロクラス参戦ですが、結果を言えば1周回れずにDNFでした。パワー不足が1番の要因ですが、最終セクションまで行けて思ったよりか走れた感じです。

反省点や気付いた事、コースのセクションを振り返りながら書こうと思います。

まず、今回のタイヤセレクトですが、前後MX12で前0.5、後ろ0.18にしました。リアタイヤにMX12をチョイスしている人結構多かったと思いますが、ヘビーマッドでの排土性やグリップはもちろん最高でしたが、ガレや根っこでもかなり良くてビックリしました。また、フロントタイヤが下りやキャンバーで実にいい仕事をしてくれて、滑る不安感が全くなく狙いたいラインを走る事が出来ました。

名称未設定 1

スタートして第一のセクション「トビツキ」ですが、SL230の場合はKTMの時みたいにどの場所からでも飛びついていける訳ではないので、極力舐めて登れる場所を選んで行きました。ですが、1発目はフロントが刺さってしまい前転…。その後の2回は上まで行くも、瞬発力が足らずにリアが滑って谷ゴケと幸先の良くない始まりでしたw

何とか押しで乗り越えた時点でだいぶ後半グループになっていたと思いますが、時間的にはまだ10分程度だったので、気を取り戻して「一本松」へ。まあ、ここからチャレンジまでは単なる移動路で全く問題無し。

で、「チャレンジヒル」に到着。ここは流石に渋滞していましたね。とりあえず、普段通り2速全開で直登を目指しましたが、1/3位で失速。けど、グリップはするので行ける感覚はありました。ですが、その次で明らかにパワーが足りないぞ…となり、1速で下からやる事にしました。フラット区間でのスピードの乗りは遅くなるけど、パワー的には何とか登れそうだと思いました。

まず、ウッズの左側から巻いて登ろうとしたけど、斜度が急になる部分の路面が食わず敗退。次は右の中間部分の所からチャレンジもスピードが乗らず敗退。結局、一番下から1速全開ノークラッチで登り切れました。グリップが良い斜面だったので、フロントが浮きそうな時は少しクラッチを当てて抜く事で抑え、振られそうになっても兎に角開け続ける感じでした。

心配だった「チャレンジヒル」を何とか登れて、ほっとしながら下ってリエゾンを走って「ダレノガレ」へ向かいましたが、この時点でエンジンが吹けなくなっていて、嫌なフィーリングでした…。もう、1速しか使えないなと。

で、「ダレノガレ」ですが、例年だとガレの登りが曲者で、苦戦するが抜きどころでもあったセクションですが、今年は下りという事でした。自分が来た時にはガレの所には人がおらず、楽に下れました。その後に、ちょっとしたガレと階段状のステアを越えた先に、縦のタイヤが2つという感じした。助走と抜重が出来るなら特に難しい場所ではなかったですね。

その後は、「エスカレーター」という長い登りですが、路面のグリップはかなり良い場所なのでほぼ移動路といった感じ。登ったらまた降りて難所の「愛情一本」です。下の加速区間がかなりぬかるんでいて最初から直登は無理だなと踏んでいましたので、何度目かでエスケープへ行く為の左側の中間地点に上り、そこからキャンバーでエスケープへ。これは1発で行けたの良かったです。エスケープラインはウッズの中のイゴりって感じで、特に問題なく通過しました。

その先の「ワラビー」は例年、乾いてそうに見えて粘土質で全く食わないゾーンなので、結構人が溜まっていました。自分は左側の木が生えている部分に突っ込んでから上部で抜けるラインを取りました。上まで行けば路面が良くなるので楽に抜けられました。

その後は名もなき下りや登って、チャレンジヒル左の激下りへ。ここで、フロントMX12がかなり効きましたね。とにかく車体を真っすぐにしてフロントだけに集中すれば滑る事はほぼ無かったです。なので、乗ったまま降りられたので体力的にも助かりました。下りのコツとしては、スタンディングで膝でシートを挟んで車体をホールド、肘を伸ばした状態で左右均等にハンドルに体重を掛けると良いかなと。

下りると「タイガーウッズ」ですが、例年ほど荒れていないせいか全くの移動路でしたね。その後の「丸太キャンバー」も1回ラインを下に取ってしまったせいでZ切る事になりましたが、大丈夫でした。

「サンドヒル」に向かう手前の掘れまくった登りでは、地上高の低いトレールには厳しいラインでしたが、何とかフロントを釣ったまま走る事で抜ける事ができました。「サンドヒル」はライン選びが良かったのでギリギリ登る事が出来ました。その次の「シアワセザカ」はここまで来られる人にとっては全然問題ないでしょう。

残り30分位残していよいよラストの「ワダチヒル」まで来ました。1発目に下から繋いできた時に上部のエスケープがある所の下まで行けて、行けるかも!と思いましたが、そこからは幾らやってもパワーが足りずに同じ場所で止まってしまう…。5、6回はチャレンジしましたが、時間切れとなりました。

画像2

そもそもパワーが足りないのは仕方がないですが、MX12にした事で普段よりもタイヤとスイングアームの隙間が無くなり、泥が溜まってしまっていた事。また、フロントスプロケットカバーの泥詰まり、オーバーヒートによるパワーダウンなど、色々考えられます。

レーサーなら余裕なのに…というシーンが多かったですが、逆にトレールでもここまで出来た!とも感じました。まあ、ドノーマルでは無理だったかと思いますが、リアサスをYSSにした事で得られた恩恵は計り知れないです。ギャップの収束感やヒルクライムでのトラクションの良さ、ノーマルサスだったなら絶対ここまで走れなかったです。

次回のレースがいつになるかは分からないですけど、SL230でチャレンジをしていきたいと思います。レース中に声援を送って頂きありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!